「近江富士」かわら版

近江富士、四季の風景 ■「穂高から三上山まで」---わたしの山と写真---連載中

2007年10月31日

野洲川甲西中央橋

週刊 『近江富士』・第37号

 野洲川に架かる橋シリーズ、甲西中央橋まで来ました。この付近、野洲川の河原から像の足跡化石が出たところとして有名です。動物の化石などは、たとえば死んでから、洪水等何らかの事情で場所が移動して、その後に化石になることもあり得るわけですが、足跡は移動することはまずありません。その昔、ここをゾウが歩いていたということは間違いないことだといわれています。



写真拡大野洲川の橋シリーズ第16回 「甲西中央橋から・1」
この橋は車の通行量が多いにもかかわらず、歩道がありません。歩いて橋の上へ出る気がしません。このあと、補遺編で、橋の上からの写真をお見せしますが、どうして撮ったのかと、我ながら感心しています。ということで、今回は左岸河川敷にある親水公園からです。野洲川上流から見る定番のパターン、菩提寺山と三上山が並んでいます。撮影場所地図


 071031A 甲西中央橋から・1
 方位:135.9 度/距離:8.1Km
 湖南市夏見/2007.10.30


写真拡大野洲川の橋シリーズ第16回 「甲西中央橋から・2」
右岸、橋の北東詰めの堤防を下流へ100mほど下がったところからです。堤防をちょっと下ると河畔へ出ます。中洲にはまだ夏草が生い茂っていて暑苦しい風景ですが、これが枯れると絵になるかもしれません。しかし、向こうに見える高圧線鉄塔だけはどうにもなりません。難儀なものです。撮影場所地図


 071031A 甲西中央橋から・2
 方位:134.5 度/距離:8Km
 湖南市岩根/2007.10.30


■八田正文&さんさん会「近江富士写真展」 開催中です
  期間:10月13日(土)~11月18日(日) 9:00~17:00 月曜日休館 
  会場:銅鐸博物館 地図
  博物館の秋期企画展『近江富士 三上山』に合わせて開催しています。

■第1回全国ふるさと富士サミット・当日のプログラムが確定しました。
  2007.11.17(土)・滋賀県野洲市文化ホール(私も講演をします)。

■近江富士花緑公園ふるさと館・デジカメ教室(2007.10.21)。楽しく終了しました。
■写真ステージ 「近江富士」 HP
■週刊 『近江富士』 撮影地点INDEX  月別・市町別で検索できます。

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2007年10月30日

甲西橋から・補遺編2

週刊 『近江富士』・臨時増刊号

 「甲西橋から」の付け足し、もう1回。今昔物語です。



写真拡大 ずいぶん昔の写真です。気が付けばもう30年前になります。三上山を撮りだして、まる2年目ぐらいでした。雪の比良山との組み合わせをねらって、ほうぼう探し回り、やっと見つけた場所でした。
 見てのとおり、水道橋もありませんし、甲西大橋もありません。当然交通量も多かったはずですが、狭い橋の上でどうして三脚を立てたのか、いまとなっては不思議です。やっと撮れたぞと、うれしかった記憶はあるのですが、現場がどういう状況だったか、何の記憶も残っていません。
1978.01.04 甲西橋から


写真拡大 上の写真と同じ場所のその後です。水道橋ができて、甲西大橋が架かりました。川の流れの様子も違うし、これがほんまに同じ場所?。誰もがそう思われるでしょう。その証人は三上山の右に立っている鉄塔です。2枚の写真を拡大してとくと見比べてください。比良山との関係、手前の低い山の稜線との関係、ぴしゃりと一致しているはずです。
2002.08.21 上と同じ場所から




写真拡大 2002年当時の様子です。上流側に簡易歩道があって、車は一車線、橋の両側に信号があって、時間差交互通行になっていました。三上山は下流側にありますから、車が来ない間を狙って撮りに行き、車が来ると逃げ帰っていました。1978年当時の橋の様子は、全く記憶がありません。



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2007年10月29日

甲西橋から・補遺編1

週刊 『近江富士』・臨時増刊号

 「甲西橋から」の付け足しです。



写真拡大いまから5年ほど前に、甲西橋の中程から撮った写真です。河床に堆積した茶色の地層(草や木が生えたところ)と、水面に露出している白い岩盤との対比が面白くて撮ったものです。アーチ型の橋は甲西大橋に並行する水道橋です。右側遠景の山は比良山です。
2002.08.21 甲西橋から






写真拡大工事現場のフェンスに描かれていた完成予想図です。甲西大橋のそっくりさんです。いよいよややこしくなりますね。よほどしっかり意識して渡らないと、「オレはいま、どっちの橋を渡ってきたのや」ということになりそうです。「甲西橋ですか、甲西大橋ですか」、そんなことシラン!。


写真拡大右岸の工事現場から。何気なしに撮ったのですが、よく見ると上の完成予想図と同じアングルでした。上の絵に合わせて若干トリミングしてみました。
 ご覧のように、現在、工事が行われている様子はありません。普通、橋の架け替えの時は、その近くに仮橋が架けられますが、ここはそんな気配なし。こちらから甲西高校(対岸の左端の建物)へ通う生徒はどうしているのでしょうね。


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2007年10月28日

野洲川甲西橋から

週刊 『近江富士』・第36号

 甲西橋です。タイトルだけご覧下さった方は、「何や、前回と同じ橋か」と、おっしゃるかもしれません。前回は「甲西大橋」、今回は「甲西橋」です。こんな紛らわしい名前を誰が付けたのでしょう。京都に「三条大橋」と「三条小橋」がありますが、小橋のことを「三条橋」とは呼びません。あえて「三条橋」といえば、たぶん「大橋」を意味するでしょう。と、ぼやいていたら、何のことはない同じ例は我が野洲市にもありました。中山道の橋が「野洲川橋」、国道8号が「野洲川大橋」、さらにご丁寧にも名神の橋がまた「野洲川橋」でした。まあ、そんなことどっちでもエエか。
 その甲西橋、現在架け替え工事中で、影も形もありません。といことで、今回の写真は両岸からの写真です。



写真拡大野洲川の橋シリーズ第15回 「甲西橋から・1」
左岸の堤防上からです。橋のたもとは工事中のためフェンスがあって立ち入れません。これはそれを避けてちょっと下流側へ移動したところからです。遠景に見えるアーチ型の橋は、甲西大橋と並行している水道橋です。三上山の左の山は、菩提寺山です。撮影場所地図


 071028A 甲西橋から・1
 方位:137.3 度/距離:6.8Km
 湖南市針/2007.10.26


写真拡大野洲川の橋シリーズ第15回 「甲西橋から・2」
反対の右岸へまっわってみました。橋と直角に交わるように、右岸沿いに国道1号のバイパス工事が行われています。国道1号は、現在この上流の朝国で左岸へ渡っていましたが、それを右岸沿いに付け替えようとするものです。がらっと風景が変わってしまいそうです。撮影場所地図


 071028A 甲西橋から・2
 方位:133.8 度/距離:6.7Km
 湖南市岩根/2007.10.26


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2007年10月27日

十二峰・もう一回だけ

週刊 『近江富士』・臨時増刊号

 十二峰林道、最後にガソリン無駄遣いのアホな話。
下の1枚目の写真は、十二峰へ通い出して間なしの写真です。もうおなじみの松の木ですが、今日は別の話です。この写真を拡大して下さい。三上山の右肩の稜線と、比叡比良の稜線の交わるところに鉄塔が見えるはずです。今日箱の鉄塔の話です。



写真拡大■十二峰林道から
 この稜線の鉄塔は、このころすでに気が付いていました。しかし、ここに鉄塔が写っているなというだけで、それ以上の意識は持ちませんでした。
1979.08.31 湖南市正福寺





 それから20年、1990年代後半になって、三上山が思いもかけない遠くからでも見えることに気が付き、それへの挑戦を始めました。そんなころ、琵琶湖大橋を西向きに走っていて、稜線に立つ赤と白の鉄塔に気が付いたのです。地図を調べてみると、意外や意外、それは京都の花脊に立っていたのです。京都人の感覚でいえば、京都の奧の鞍馬、さらにその奧の花脊ということになるのですが、それが琵琶湖大橋から見えたのです。アンテナが立っているということはそこまでの道はあるはずです。そこへ行けば琵琶湖大橋は見えるはずだし、当然三上山も見えるはずです。


写真拡大■花脊杉の峠から
 そのアンテナは府道の花脊峠からさらに支道に入った杉の峠というところに立っていました。左の写真は三上山をポイントとして絵を作ったため、琵琶湖大橋は写っていませんが、予測したとおり思っても見ない近さに見えました。
1998.11.10 京都市左京区花脊



写真拡大■花脊杉の峠から(ズームアップ版)
 上の写真の三上山付近をアップしたものです。三上山の向こうに、日が当たっているのが十二坊です。アンテナが何本か立っています。私が初めて十二峰林道に入ったときは、頂上の1本だけでした。右上の3つのこぶは、鈴鹿峠の三つ子山です。


目の前にある三上山を撮るのに、わざわざ京都の花脊まで出かけていくのですから、ガソリンの無駄遣いもいいとこ。でも面白かった。


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2007年10月26日

幻の十二峰・6

週刊 『近江富士』・臨時増刊号

 十二峰林道、ぼちぼち終わりです。



写真拡大■三上に沈む
 昨日の写真とよく似ていますが、農業用水池の位置がかなり違います。また別の場所のようですが、いまとなっては検証のしようもありません。
1996.07.06 湖南市正福寺





写真拡大■三上落日
 最初のころの撮影です。このように随所に絵になる木がありました。いまは残念ながら林道のどこを探してもこのような展望はありません。ちょっと手間をかけて木を切れば、展望抜群のハイキングコースになること間違いなしですが、もったいないことです。
1979.05.19 湖南市正福寺





十二坊林道はこれで終わりにするつもりでしたが、いま、しようもないことをふと思い出しました。 「こんなアホなことで、ガソリンの無駄遣いをしとるのか」と叱られそうな話を明日もう一回だけ。

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2007年10月25日

幻の十二峰・5

週刊 『近江富士』・臨時増刊号

 十二峰林道、琵琶湖が白い線となって光る2枚をご覧下さい。撮影年代は10数年の違いがありますが、撮影場所は同じ場所です。三上山の右に続く稜線の形が同じです。



写真拡大■琵琶湖光る・1
 8月の末、比叡山に夏の太陽が沈むところです。白く細い琵琶湖が印象的でした。下の写真から10数年経っています。以前はきっちり見えていた名神菩提寺PA横の農業用水池が、部分的に見えにくくなっています。多分手前の木が伸びてきて、邪魔をしているのでしょう。
1997.08.28 湖南市正福寺





写真拡大■琵琶湖光る・2
 上と同じ場所からです。空気が霞んでいて、太陽に魅力がなく、カメラを下に向けたのでしょう。名新横の池はきっちりと見えますし、それ以外にも田植えが終わったばかりの田圃が光っています。
1980.05.03 湖南市正福寺



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2007年10月24日

幻の十二峰・4

週刊 『近江富士』・臨時増刊号

 十二峰林道、あと3~4回続けます。



写真拡大■峠道
 撮影年月日が不明になってしまいましたが、1970年代後半であることは確かです。このように未舗装、一車線の林道でしたが、展望は抜群でした。風景のイメージから、晩秋から初冬にかけてのころかと思われます。
19xx.xx.xx 湖南市正福寺






写真拡大■暮れ行く
 これは今から10年ほど前、上の写真を撮ってから20年ほどたっています。頂上から一つ鞍部をはさんだピークで、そこにもアンテナが立っています。「八大竜王参道」という指道標がありましたが、参道というほどの道はなく、人一人が通れる踏み分け道を入っていったような記憶があります。いま、場所は分かるかもしれませんが、多分展望は利かないでしょう。
1997.07.06 湖南市正福寺




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プロフィール
八田正文
八田正文
1976年以来、30年にわたって近江富士・三上山の写真を撮り続けてきました。その三上山の姿を新旧とりまぜて・・・。 「穂高から三上山まで」・わたしの山と写真、連載中。こちらもよろしく。
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