夕光近江富士
週刊「近江富士」
湖南市正福寺からの三上山です。
■湖南市正福寺、甲西北中学の西側からの撮影です。広々とした冬枯れの田圃に、斜めからの冬の夕日がきれいでした。そして、その向こうに三上山。県道27号野洲・甲西線との間の置き忘れられたような空間でしたが、現在ここで国道1号バイパスの工事が急ピッチで行われ、にわかに騒がしくなりました。こののどかさはもうありません。■むかし語り音楽夜話・3
--------わたしの迷曲100選(軍歌からベートーベンまで)--------
3.『紀元二六〇〇年』・・・・金鵄あがって十五銭
とりあえずもう一曲、大言壮語のすごいやつを。
昭和15(1940)年、私は小学校1年生でした。この年、神武天皇即位2600年に当たるとして、奉祝行事が行われました。そのときの奉祝國民歌が、この「紀元二千六百年」です。R.シュトラウス(ドイツ)が「日本建国2600年祝典曲」を寄せています。 「戦争レクイエム」等で有名なB.ブリテン(イギリス、も「 シンフォニア・ダ・レクイエム(鎮魂交響曲)」を寄せていますが、演奏されなかったといいます。
さて、その奉祝歌
内閣奉祝會撰定/紀元二千六百年奉祝會・日本放送協會制定
増田好生 作詞/森義八郎 作曲
金鵄(きんし)輝く日本の 榮(はえ)ある光身にうけて
いまこそ祝へこの朝(あした) 紀元は二千六百年
あゝ 一億の胸はなる
「金鵄」というのは、神武天皇の東征のときにどこからともなく金色のトビが現れたという古事を歌ったものだが、とにかくすごいんだわ、このころの歌は。「あなたがかんだ、小指が痛い・・・」なんてのとは全然違う。
荒(すさ)ぶ世界に唯一つ ゆるがぬ御代に生立ちし
感謝は清き火と燃えて 紀元は二千六百年
あゝ報國の血は勇む
この調子でがんがん行くんだからたまらない。
金鵄あがって十五銭 栄えある光三十銭
今こそあがる煙草の値 紀元は二千六百年
あゝ一億の金は減る
これは替え歌に軍配が上がる。
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