梅の花
■野洲市南桜から。大山川沿いの家庭菜園からです。注意してみると、梅の花も結構あるのですが、いざ絵にしてみると、なかなかうまくいかないものです。むかし語り音楽夜話索引を作りました。バックナンバー検索にどうぞ。
■むかし語り音楽夜話
--------わたしの名曲迷選(軍歌からベートーベンまで)--------
52.アイネ クライネ ナハトムジーク-------モーツアルト-------
昭和31(1956)年4月、京都市交響楽団が創立された。全国でも初めての自治体直営のオーケストラとして、カール・チェリウスの厳格な指導のもとに一歩一歩前進を始める。京都会館もまだなくて、祇園のヤサカ会館を使って定期演奏会をやっていた。戦後10年あまり、日本全体の音楽レベルも低く、素人の私が聞いても明らかに分かるミスをやっていた。そんなことで、演奏曲目もモーツアルトの序曲や、ブラームスのハンガリア舞曲などポピュラーなものが多く、初心者の私にはありがたかった。
そのころ円山音楽堂で毎週土曜日の夕刻から、土曜コンサートが開かれていた。京都を離れて長くなるので、これが今続けられているののかどうかは知らないが、当時はアマチュア、セミプロに広く門戸が開かれて、楽しみにしている人も多かった。昭和30年代の前半だっただろう。その土曜コンサートに京響が出演した。曲目に「アイネ クライネ ナハトムジーク K525」・・・・とある。長い題やな。どんな曲やろ。聞いてはいるのだけれど、曲名につながらない。子どものころの軍歌と同じ耳学問だった。
きょうの「アイネ・・・なんとか」いう曲は?と思いながら、音楽堂への坂道を上っていった。ころは5月、したたるような新緑だった。と、楽員が練習するバイオリンの音が聞こえていた。野外の音楽堂だから、本番前の練習が外へ丸聞こえである。というより、外でやっているのだから聞こえて当たり前である。何やこの曲か。分かってしまえば何でもない。訳の分からんじゅげむじゅげむみたいな題をつけやがって。・・・・
本番の演奏は気持ちよく聴けた。もともとは弦楽五重奏の曲だけれど、当日はオーケストラでの演奏だった。ときどきエラーをする管楽器群はお休み。毎年、新緑のころになると、あの日の坂の上から聞こえてきたバイオリンの音を思いだす。
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