「近江富士」かわら版

近江富士、四季の風景 ■「穂高から三上山まで」---わたしの山と写真---連載中

2008年05月05日

地蔵さん



写真拡大■野洲市南桜。大山川さくら緑地、そこの駐車場近くにある地蔵さんです。冬場だと木の葉が落ちて、見通しがよくなりますが、灯籠奥に見えるその電柱の支線等が目立って来ます。

 
  むかし語り音楽夜話索引を作りました。バックナンバー検索にどうぞ。


■むかし語り音楽夜話
--------わたしの名曲迷選(軍歌からベートーベンまで)--------
   
 95.耳キーン-------京響・100回定期----------
 
 昭和42(1967)年12月9日、京都市交響楽団第100回定期演奏会。指揮・外山雄三。曲目、ストラビンスキー、”ペトルーシュカ”、”火の鳥”、”春の祭典”。
 ハイドン、モーツアルトの創生期を思うと、よくぞここまでの感がある。

 京響の誕生が昭和30年。京都新聞社編「京都楽壇史点景」によると、「発足当時、総勢38名の団員のうち、プロのオーケストラで働いた経験のあるものは数名。まさにチェリウスのオーケストラ学校だった」という。それが100回目の定期演奏会でストラビンスキーである。

 そのときの常任指揮者・外山雄三は、チェリウス、カウフマン、森正につぐ4代目、この年の4月に就任していた。「100回という節目。チェリウスの薫陶で築かれた”モーツアルトの京響”という殻を破り、京響ここにありという意気込みを広くアピールしたかった。そう考えて敢えて三部作に挑戦した」と。

 楽員はやはり「春の祭典」に面食らったようだ。「七拍子、三拍子、四拍子、七拍子。六拍子・・・と小節ごとに変化する。自分が今どこを弾いているのか分らなくなることも再三だった」とある。

 ・・・・「外山らしいバイタリティーの爆発は、”春の祭典”という原始教を主テーマにしたバレエ音楽で、もっとも効果を上げた。ちょっと中だるみはしたが、、ストラビンスキーの色彩感もでたし、激しいリズム感も楽しめた」(京都新聞・柴田仁)

 ・・・・「外山雄三の持ち味にぴったり適合した現代作品だけに、音色の多彩さ、明るさなど、十分に楽しめるものだった。特にぐっと引き締まった表情の”春の祭典”がよい。あふれる野性味が特色のこの作品だが、生命力が爆発する瞬前での見事な棒さばきは、外山の音楽の新しい一面を示したものといえよう」(読売新聞・松本勝男)
 
 さて、その演奏会、私には、忘れられない記憶がある。当日のメモ。
 ・・・春の祭典の第一部、最後の全管弦合奏が強奏で終わるところで、余韻が吸い込まれるようにホールにこだまして消えていった。レコードでは聞けない素晴らしいものだった。単なるエコーやホールトーンでなくて、身の引き締まるような音楽空間だった。今までの音楽会では体験したことのない神秘的な時間であった。本当にそういう音が存在したのか、それともフォルテシモのあとの無音状態に感じられる耳のゴーストイメージだったのか。自分でもよくわからない。

 何かの演奏会で、身の引き締まるような音がホールに消えていったことは、はっきり記憶に残っていた。しかし、それは岩城宏之指揮の「三角帽子」だとばかり思いこんでいた。確かこのころだったぞと調べてみた。それが、京響100回定期だった。そーか、あの不思議な音は、そんな記念すべき音楽会だったのか。

 耳が鳴ったのか、ホールが鳴ったのか。俗に「耳がキーンと鳴る」という表現があるが、それがいちばん近い。そのときの席は確か、前から10番目ぐらいの中央付近だった。音をいちばん強く感じる席だった。耳キーンか、ホールの共鳴か、今となってはそれを確かめるすべはない。


■近江富士写真展開催中 花緑公園ふるさと館内ギャラリー兼休憩室

■花緑公園ふるさと館デジカメ教室 5月10日(土)


■むかし語り音楽夜話索引を作りました。バックナンバー検索にどうぞ。

■デジカメ わいわい村「とれとれ作品集」
■全国ふるさと富士サミット講演録 『谷文晁が見た三上山』
■写真ステージ 「近江富士」 HP



Posted by 八田正文 at 07:00 │Comments( 0 ) │TrackBack( 0 ) │ 臨時増刊
このページの上へ▲
< 2008年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
八田正文
八田正文
1976年以来、30年にわたって近江富士・三上山の写真を撮り続けてきました。その三上山の姿を新旧とりまぜて・・・。 「穂高から三上山まで」・わたしの山と写真、連載中。こちらもよろしく。
最近の記事
近江大観望 (7/25)
水車小屋 (7/24)
松の苗? (7/23)
家庭菜園 (7/22)
野洲川花火大会 (7/21)
三上山に向かう (7/20)
岬と並ぶ (7/19)
琵琶湖越しに (7/18)
新幹線野洲川鉄橋 (7/17)
運動公園 (7/16)
過去記事
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
最近のコメント
ふじ・愛サン / 近江大観望
(東京)町田のごんちゃん ことYMJです / あじさい
ミッチー / ネムの木
八田正文 / ホタルがいるかな?
たんぽぽ / ホタルがいるかな?
お気に入り
琵琶湖逍遙
simple life photo
写真ステージ「近江富士」
琵琶湖一周ウォーク
風景写真同好会作品集
最近のトラバ
ブログ内検索
アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
  • RSS1.0
  • RSS2.0
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 3人
オーナーへメッセージ
Information
【 広 告 】


滋賀のホームページ制作なら「サク咲くホームページ制作パック」

【お知らせ】



新規の方はこちら


Copyright(C)2008/「近江富士」かわら版 All Rights Reserved.