「近江富士」かわら版

近江富士、四季の風景 ■「穂高から三上山まで」---わたしの山と写真---連載中

2008年05月10日

旧東海道から



写真拡大■栗東市六地蔵、旧和中散本舗前の旧東海道。50mほど石部寄りの場所からです。電柱さえなければ絵になる風景です。コンピュータで電柱を消すことはできますが、記録という意味で、このままにしておきます。


むかし語り音楽夜話索引を作りました。バックナンバー検索にどうぞ。

◆朝日新聞週刊情報誌「あいあい AI 滋賀」に写真シリーズ ”三上山物語” を連載します。・・・・5月14日号スタート、約1年間の予定です。

◆「むかし語り音楽夜話」、今回で100回になりました。若干マンネリ気味。明日もう1回で終了します。続いて、「私の山と写真・穂高から三上山まで」を始めます。


■むかし語り音楽夜話
--------わたしの名曲迷選(軍歌からベートーベンまで)--------
   
 100.交響曲第5番-------ショスタコービッチ----------
 
 昭和45(1970)年7月1日。大阪フェスティバルホール。レニングラード・フィル演奏会。指揮:A.ヤンソンス。これもEXPO70クラシックスの一環。ムラビンスキーが来る予定だったが、病気だとかで、ヤンソンスに変わる。

 当日のメモ
 フルメンバーと思われる100名を越えるオーケストラを前に振り下ろされる第1拍。しかし、それはあのショスタコービッチの5番のものではない。振り間違え?、一瞬のそんな疑問の後に流れる「君が代」のメロディ。客席は全員起立してそれに応える。続いてソ連国歌。

 そしてショスタコービッチの第5番。しかし、それもレコードで聞くNYフィルの振り始めではない。ぐっと押さえた高音。地の底からわき出てくるような低音。これが本場レニングラードのショスタコービッチか。

 チェレスタの上昇音で終わる第1楽章。第3楽章のフルートのソロ、それを支えるハープ。秋の信州。ハープとチェレスタで静かに消える。そして、第4楽章の堂々たるブラスの行進曲が続いて出なければならないのに、一息入れた。惜しくて仕方がない。もちろん楽譜には続ける指定はないのだろうから、休んで当たり前なのだろうが、ここは続けてほしかった。

 しかし、それはいっても仕方がないこと。とにかくブラスが素晴らしかった。開演前の、控え室で吹いていたトランペットを聞いて、きょうは本当のブラスが聞けそうだと期待していたのが実現したわけ。特に6本のホルンと4本のトランペット、透明な美しい音。

 コーダ、シンバルの破壊力。王者の行進のごときティンパニ。特に最後、ソロになる4発の豪快な音。これだけでも聞きに来た甲斐があった。

 チャイコフスキー第5番。2楽章のホルンにつきる。素晴らしいソロ。ヨーロッパのそれのように、あの角笛の牧歌ではない。秋から初冬への、黄葉した白樺の葉が舞い落ち、その上に暗い空から初雪が舞いくるような音である。それにオーボエが絡む。これがチャイコフスキーのホルンである。アメリカのオーケストラではこの音は出まい。
 アンコールは白鳥の湖・情景とグリンカのリュスランとリュドミーラ序曲。どちらもお国もの。一曲ぐらいはドイツものを聞きたかったといえば贅沢か。

 新聞評
 ・・・感情におぼれず、情緒に傾かず、高度の知性と、洗練された感覚の見事な融合を持って演奏されたショスタコビッチとチャイコフスキーの卓越した解釈は、ロシア音楽に対する私の既成概念を、わずか2時間半で粉砕してしまった。
 12のチェロと9つのコントラバスで低音部を著しく補強した弦楽器群は強力無比。にび色に輝き、限りない底力を秘めて鳴り響く金管とティンパニはロシア音楽に欠かせないものだろうし、一瞬二台のハープとチェレスタが完全に一体となってひいてのけた旋律での、あの合奏の妙味は。想像を絶する厳しい訓練が、その背後にかくされていることを示していた。・・・(諸井誠)


■近江富士写真展開催中 花緑公園ふるさと館内ギャラリー兼休憩室

■花緑公園ふるさと館デジカメ教室 5月10日(土)


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■デジカメ わいわい村「とれとれ作品集」
■全国ふるさと富士サミット講演録 『谷文晁が見た三上山』
■写真ステージ 「近江富士」 HP



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八田正文
1976年以来、30年にわたって近江富士・三上山の写真を撮り続けてきました。その三上山の姿を新旧とりまぜて・・・。 「穂高から三上山まで」・わたしの山と写真、連載中。こちらもよろしく。
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