名神から
■名神高速道路、栗東ICから竜王ICへ向かって、野洲川橋の手前、大きく左へカーブしたところで、突然、三上山がどーんと正面に現れる。走っておれば、この風景は、たかだか1分あるなし。道路左に「近江富士」の標識が見えます。◆朝日新聞週刊情報誌「あいあい AI 滋賀」(毎週水曜日発行)に写真シリーズ ”三上山物語” を連載しています。・・・5月14日号スタート、約1年間の予定です。
■穂高から三上山まで
--------わたしの山と写真--------
027.大滝・蝶・常念-------
4.大滝山荘から常念山荘まで(その1)
5時前に目が覚める。濃いガスである。これでは槍・穂高の眺望はアウト。6時15分、山荘発。7時30分、蝶ヶ岳。
ガスに包まれて歩いていると、暑い京都の町を歩いたことが、遠い昔のことのように思われて来る。
霧に濡れる高山植物。例によって名前は分からない。マクロレンズなんて名前すら知らない時代。私が持っていたアルコ35というカメラは、レンズ本体がジャバラで前後し35cmまでの接写ができた。レンジファインダーだから、接写の時は別に接写用のファインダーをつけるのである。対象物までの距離を測り、それをセットすると、ファインダーが首を振って、パララックス(ファインダーの視野と実際に写る範囲との誤差=一眼レフになって、死語になった)を調節した。この写真、当然、花にピントを合わせているはずだが、前ピンになった。
左・写真は残っているのだが、どのあたりなのか全く不明。道は森林限界を上下しながら進む。沼の横に岳樺が生えていたり、そんな記憶があるのだが、写真には残っていない。
森林限界を越えて、常念岳への登りにかかる。
多分常念への登りだと思うがメモが残っていない。
人物の大きさから岩の大きさがわかる。
「オイ!、何か見えたぞ。あれ何や?」。雲間にチラと何かが見える。
「何か、稜線らしいものが見えてきたぞ」。画面の上端、右からわずかのところ。注意してみないと分からない。拡大して見てください。
確かに稜線や。槍・穂高間で一番低いところといえば、大キレットしかない。田淵行男の写真を思い浮かべた。この左が穂高、ずーと右が槍や。この風景を見るために、ここへ来たんやから。晴れてくれとはいわん、頼むから姿だけでも見せてくれ!。
■近江富士写真展開催中 花緑公園ふるさと館内ギャラリー兼休憩室
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