2008年05月14日

紫色のすだれ



写真拡大■野洲市南桜。農道の脇に咲いている藤色をした細い花です。花音痴の私には名前が分かりません。紫色のすだれ、そんな感じがします。



◆朝日新聞週刊情報誌「あいあい AI 滋賀」に写真シリーズ ”三上山物語” を連載します。・・・・5月14日号スタート、約1年間の予定です。


■穂高から三上山まで
--------わたしの山と写真--------
   
 003.焼岳-------
 
写真拡大 いま、焼岳はどうなっているのだろうか。当時は登山の入門コースとして、もっともポピュラーな山だった。釣鐘を伏せたようだとの説明で、トロイデ式火山の代表として、中学校の教科書にも出てきた。いわゆる活火山に登るのは、高校の修学旅行の阿蘇山以来2回目というので、張り切っていた。
 上の写真は、梓川の右岸を登山口に向かう途中で撮ったもの。天気もよく、夏とは思えない雲が薄くたなびいていた。最初の時というのは、見なそうかも知れないが、全く事情が分からない。ハイキング気分である。歩き方一つにしても、速く歩けばいいぐらいのもの、短距離ランナーのペースでマラソンを走るようなものである。すぐにダウンしてしまって、そこらに落ちている木の端くれを拾って、杖をつきつきふーふーはーはー、何とも情けない登山だった。

写真拡大 途中に水場があるから、そこで水筒に水を入れればいい。ところが、水場にたどり着いたら、かれてからから。ということで出発から、焼岳小屋につくまで、一滴の水もなし。
 淡い記憶によると、小屋は9合目あたりにあった。そこから上は山頂までクマザサの中に枯死した木が立ってい、一種独特の雰囲気だった。
 さてこの2枚の写真。多分同行したHクンが撮ったのだと思う。アルバムに貼ってあって、誰が撮ったとの記録がない。しかし、初めてカメラを持った私が撮った写真ではない。
 上の写真、右手の木は完全な逆光である。ところが下の写真は右から光が当たっている。それを見
写真拡大ると自ずからカメラの向きが分かる。上の写真より90度左へ振ったのが下である。すなわち、90度違いで、右は秋を思わす、穏やかな雲、左は黙々とした夏の入道雲。しかしそれは、いま改めて2枚の写真を比べてみて、初めていえること。そのときは雲の状態などくそ食らえ。頂上目指して歩くだけだった。
 Wikipediaによれば、----焼岳は、飛騨山脈の中では最も活動の激しい活火山である。北峰、南峰(主峰)の2峰があるが、現在登山可能なのは北峰だけで南峰へは立ち入り禁止となっている。北峰と南峰の間には火山湖がある。----いまは登山規制があるらしいが、私が上ったときには、何の規制もなく、火口湖へも下りられた。珍しいもの見たさにそこまで下りて、火口湖の水に手をつけたり、河口を覗いたり遊んでいた。

 写真拡大 周りは火口壁、すり鉢の底にいるようなものだから、真上しか見えない。ふとあたりが暗くなってきたのに気づいたときには、上空一面の暗雲だった。これはえらいこっちゃ。先程の入道雲や。

 左の写真は山頂から見下ろす火口湖である。ここへついたときにはこのように晴れていた。それが、下からはい上がったときは、土砂降りの雨だった。ほうほうのていで小屋までとって返し、そこで雨宿り。しかし、その雨は容易に止まなかった。びしょぬれのままキャンプ場までたどり着いたときには、あたりが薄暗くなりかけていた。


■近江富士写真展開催中 花緑公園ふるさと館内ギャラリー兼休憩室

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