2008年11月18日

三上山かすむ



写真拡大■守山市新庄町。野洲川新庄大橋上から。ああ、例の川霧かと思われるはずだが、じつはこれ煙。近くの田圃の野焼きの煙が漂ってきたわけ。川を横断する高圧線に手をやくのだが、まさにこれは煙幕。うまく隠してくれた。






穂高から三上山まで

--------わたしの山と写真・186--------


三上山撮影開始・6


 置いてきたバイクをどうするか。どう考えてもクレーンで上げてもらうしか方法はない。目につかないところだとはいえ、いつまでも置いておく訳にはいかないから、一休みしてから、Yサルベージへ出かけていった。

 「バイクを溝へはめたので、上げへほしいのですが」
 「はー?、ちょっと引っ張り上げはったら上がりまっしゃろ」と、本気できいてくれない。20cmかそこらの道端のミゾと考えているらしい。それならワシでも上がる。こんなとこへ頼みに来んわ」とおもいつつ、
 「深い溝ですね。1m50はゆうにある。」
 「1m50?、そんなとこはどうして落とさはりましてん」と、首を傾げつつ、
 「そんな話、きいたことないな、まあ上げてくれいわはるなら上げてもエエけど」

 「ところで場所はどこですねん」
 「びわこ学園の近くの・・・」
 「おーいそこの、誰や、ちょっと来い。この人のバイク上げたあげたげてくれ。ミゾに落とさはったらしい」。
 そんな大きな声でいわんでもエエがな。

 若い作業員さんと2人、可愛らしいクレーンがついたトラックで現場へ。
 「ここですか?、ご主人、なんでこんなとこへ来はりましてん」。
 ききたくなる気持ちは分かる。しかし、いちいち説明する側に立ってみ。
 「実は・・・・」、
 「そうやろな、そうでなきゃこんなところへ・・」といいながら、ミゾをのぞき込んだ若い衆は、
 「これ2人やったら上がるのと違いますか?」。
 クレーンを持ってきたのに手で上げたら・・・とはまた不思議なことを・・・・
 「クレーン使ったら、代金もらわんなりませんね・・・」、
 当たり前やろう、だから頼みにいってるのやから。
 「手で上げたら代金いりませんやんか」。世の中には親切な人もいるもの。黙ってクレーンで上げたら商売になるのに、手で上げたらただでいける。その手伝いをしてやろうというのである。

 涙が出そうなありがたい話。この結末やいかに。
 

 



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デジカメ わいわい村「とれとれ作品集」
全国ふるさと富士サミット講演録 『谷文晁が見た三上山』
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