2007年07月07日
瀕死のネム
週刊 『近江富士拾遺物語』 第19号
7月になると合歓の花が気になり出します。以前はこの近くでよく見かけたのですが、最近は余り目立たなくなりました。そんな中で、野洲から湖南市サイドタウンへ向かうバス道の名神沿いのところで、ほぼ等間隔に生えていたのか植えられていたのか、数年前まで、この時期に可憐な花を咲かせていました。気にはなりつつ一度もカメラに収めたことはなく、7月7日号はここの合歓の花と予定を立てていました。7月5日、雲間からの太陽をたよりに現地に行ってみました。すると…?。
一度ざっと走って見た程度ではネムの花らしきものはほとんど見えません。場所は野洲市南桜さくら墓園の近く、大山川沿いのバス道です。きっちりした記憶がありますから間違うはずはありりません。おかしいなと思いつつ、もう一度走りおして、やっと見つかりました。辺り一面の蔓草の中で、苦しそうに、まさに瀕死のネムの木という姿で咲いていました。そう思って見直して見ると、ほぼ等間隔に蔓草に絡まれて立っている木の姿はどうやらネムの木らしいのです。この蔓草を取り除き、若々しかった木々にに花を咲かせると、かつての状況に戻ります。撮影場所地図070707A 瀕死のネムA
方位:134.8 度/距離:1.6Km
野洲市南桜/2007.07.05
これはその中で、かろうじて蔓草の侵略に耐えて、何とか木の姿をとどめている一本です。いうまでもなくネムの花は、葉っぱの上に咲きます。花を撮るためには、木の上から撮りたいのですが、普通は無理な話です。ところがこの木は、道路より一段低い大山川の岸に生えており、部分的にはほぼ目の高さに花があります。若いときはもってこいの条件だったと思われます。よく見ると、この木も下半分以上が蔓草に巻き付かれています。その姿を見るにつけ、もっと元気なときに撮っておいてやりたかった。そんな思いひとしおでした。撮影場所地図070707B 瀕死のネムB
方位:129.9 度/距離:1.7Km
野洲市南桜/2007.07.05
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