2008年04月07日

田植えの準備



写真拡大■野洲市三上、もうすぐ田植えの準備が始まります。山肌を見ると分かりますが、このように広葉樹の新緑が目立つようになりました。これは2年ほど前の撮影ですが、桜が終わると、すぐにこの季節になります。

  
  むかし語り音楽夜話索引を作りました。バックナンバー検索にどうぞ。


■むかし語り音楽夜話
--------わたしの名曲迷選(軍歌からベートーベンまで)--------
   
 67.タンホイザー序曲---------ワーグナー------


 昭和34(1954)年秋、カラヤンがやってくるという。それもウイーンフィルと一緒に。先輩のAさんは、これだけはなんとしてでも行くぞ、という。私もその前の年、ストラビンスキーでチャンスを逃しているから、同じ失敗は2度繰り返したくない。音楽雑誌でもカラヤンが来る。ウイーンフィルが来ると騒がしいのだが、切符はいつ、どこで売り出すのか。そういう情報が何もない。やきもきしながら夏を越したころ。やっと情報にありついた。大阪では3回公演があるという。

写真拡大左がそのときのチラシである。なんと貧粗でそっけない・・・。細かく見てみると、東京体育館(¥500)なんてやつがある。そういえば、大阪体育館・NYフィルなんてのもあった。このころはまだこんな演奏会があったんだな。

 さあ、どれにする?、そんな選択ができたのかどうか。細かいことは忘れてしまったが、11月1日の1200円の切符が手に入った。もし、多少なりとも選択の余地があったとしたら、これを選んだ理由は、ベートーベンの7番だったはず。この曲は、その少し前に、アンドレ・クリュイタンス指揮、ベルリン・フィルのレコードでなじみになっていた。とくに第3楽章のトリオの部分で、全金管の強奏のなかで、トランペットが14小節同じ音を延々と吹き続ける部分、これが凄かった。これをウイーンフィルがどう吹くのか。これを聴いてみたかった。

 余談だが、昭和39年、クリュイタンスがパリ音楽院管弦楽団をつれてきた。これは京都会館で聞いたが、これも金管がうまかった。いままで聴いたオーケストラで、よかったものを3つ挙げよといわれたら、迷うことなくウイーンフィル(カラヤン)、パリ音楽院管弦楽団(クリュイタンス)、それにレニングラード交響楽団(ムラビンスキー)をあげる。

 脱線した。チラシのとおり、当日の曲目は、

 ベートーベン 交響曲第7番
 R・シュトラウス 交響詩「ドンファン」
 ワーグナー 歌劇「タンホイザー」序曲

 だった。普通なら、曲目の順番は下から上へ、ワーグナーからはじまってベートーベンで終わるところだろう。しかし、聞いてみて、その意味が分かってきた。後になるほどボリュームが凄くなる。たとえば、R・シュトラウスの金管群、ホルンが8本。トランペット4本。トロンボーン4本。チューバ1本。これには驚いた。当時の京都市交響楽団などは2管編成でしかなかったのだから。テレビでは見てただろうといわれるかも知れないが、そのころまだ我が家にはテレビはなかった。そんなもの見るのも聞くのも初体験。タンホイザーの最後の盛り上がりなど、何もかも忘れて聞き入った。
 
 そのときのコンサートマスターがウィリー・ボスコフスキー。例のニューイヤーコンサートで指揮をしながらバイオリンをひくので有名になった。R・シュトラウスでバイオリンソロが出てくるが、そのスタイル。楽譜も見ずにさらさらと・・。翌日から2~3日仕事をする気にならなかった。


 
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デジカメ わいわい村「とれとれ作品集」
全国ふるさと富士サミット講演録 『谷文晁が見た三上山』
写真ステージ 「近江富士」 HP

 




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