シニガハチ
野洲市北桜
ふるさと館玄関前、大きな石が置かれ、なんとなく日本庭園の風情がある。山頂が2つに分かれて見えるが、左側のは南桜から見ると、尖って見える尾根である。で、右側が本当のピークかというとどうもそうでもないらしい。本当のピークには日の丸の旗が立っており、見えているピークが本当のピークだとしたら、それが見えるはずである。何も見えないということは、見えているピークは山頂近くの出っぱりではないかと思われる。
見えているピークが山頂だと仮定して、撮影場所から山頂までの実際の高さの差は何mあるのかと、地理院地図を見ていて不思議なことに気がついた。このWeb地図は、画面を右クリックするとその点の標高が表示される。それによれば、撮影位置の標高は148mである。山頂は、432mのはずだから測る必要もないのだがとクリックしてみると428mと出る。「?」。実は昭和20年代ぐらいまでの地図には、三上山の高さは428mとあった。70歳台ぐらいの方までは、三上山はシニガハチ(4×2=8)と小学校で教えられたという。
それが復活したのかと驚いたが、どうもそうではないらしい。428mに続いて(5m)との表示がある。5mの誤差があるのかと早合点したが、よく読んでみるとそうでもないらしい。右クリックした点を中心として一辺5mの正方形内の平均値が表示されるとのこと。そうか、それならわかる。何とも細かいことよ。で、その標高差は・・・。勝手に計算せい。
写真ステージ 「近江富士」
三上山撮影のついでに・・・
■近江非名所全集
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