悩ましい問題

八田正文

2018年08月02日 09:30

野洲市三上
  田の字の右半分の部分である。新幹線との間の道路に面した部分にコンクリート擁壁が設置された。現地案内板によると「工業団地を造成しています」とある。今の写真はご覧のように道路沿いに撮ったもの。単純に直立して撮ったもので、カメラは擁壁の高さよりほんの少し高いようである。(手前より奥のほうが高く写っている。擁壁よりカメラが低いと手前が高く写る)

  さて、問題は標題写真である。擁壁越えに三上山を撮ったもの。相手が高いのでアングルは苦しいが、何とか擁壁の奥まで見える。しかし土が盛り上げられているから、田んぼの水平線は隠れてしまっている。私のカメラはファインダーに水準器が内蔵されているから、それを頼りに水平は確保しているはずだが、出てきた写真を見ると何とも心もとない。

  カメラが擁壁に正対しているときは、縦線も横線もきっちり出てくるはずだが、いまの場合、縦線(擁壁の継ぎ目)は理屈にあっているが、横線は右下がりになっている。どうやら正対はしていないらしい。地図で見ると正対しないのが当たり前で、右上がりにならなければならないのだが、いずれにしてもまた悩ましい問題が発生した。

  写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・

近江名所全集

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