オオバン振舞い

八田正文

2014年07月28日 09:29


野洲市須原
 野洲市菖蒲のほうから野洲川揚水機場裏の農道を通って正門前に出た。江口川親水公園のさらに下流に当たる。揚水機場の向こうは湖岸道路、その向こうは琵琶湖である。
 ふと川を見ると黒い鳥が数羽いる。カモか何だとこの瞬間に飛び去ってしまうが、案外のんびり泳いでいる。土色ににごった水だからシラサギがいても絵にならない。黒でよかったというべきか。黒一色の鳥といえば、カラスか鵜ぐらいしか思い当たらない。いくら何でもカラスでないことはボクにもわかる。だとすれば鵜だと瞬間的に判断した。が、形がちょっと違うし、鵜よりは小さいような気もする。その中に鼻筋が黄色の鳥がいる。この時点ではまだ鵜だと思っていた。でも鼻筋だけは確かめなければならない。
 帰って、「鵜 鼻筋」で検索してみた。やたらと美容整形のサイトが出てくる。世の中変わった、鵜が美容整形へ行く時代か。馬鹿らしくなったが、少し丹念に見ていくと「鵜じゃなくてオオバンでした!」というコメントがあった。そうか、あれは鵜ではなかったのか。あらためて「オオバン 鼻筋」で確認。でも数羽いたうち、鼻筋が通っていたのは2羽だけだった。ファミリーだったのかもしれない。もう1枚オオバンふるまい
 標題の写真はオオバンがいなくなった川筋と三上山。アホな写真をのせるな。ホンマ、ホンマ、おっしゃることはわかります。でもほかに写真がなかったもので。


 写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・


近江名所全集

■滋賀を歩けば

 





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