命ありて
滋賀県立近代美術館
命ありて、合同展。ぎおう教室の作品説明会。教室以外からの参加者もあり盛況。標題の写真は自作「光景」の撮影プロセスを説明する田中行男さん。
モチーフは湖北野鳥センター内に建つモニュメント。白鳥が2羽、向き合って首を持ち上げている形である。去年だったか一昨年だったか、近所の人らしい老人が撮影しているのを見たのが最初だったという。
それ以来、構想を温め太陽がその間に入ってくるのを待っての撮影だった。その太陽を撮影するカメラマンが湖岸道路沿いに立つ。こういう場合、レンズの長さで人物の大きさが変わる。作品には小さく数名の人物が並んでいる。モニュメントの両側に木が写っていたが、それはカットしたという。じっくり構想を練ることでものにできた強い作品である。
きのう紹介した
松並修さんと作品「空(くう)」。今後もそういうジャンルの写真を撮っていくのかとの質問に、いや、ワシはこれを撮ろうと思って撮ったのと違うのや・・・。政所でのタヌキ?との出会いを説明する
野村昭夫さん。イヤイヤ、みんな真剣です。
写真ステージ 「近江富士」
三上山撮影のついでに・・・
■近江非名所全集
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