若桜物語・13
鳥取県八頭郡若桜町
国道29号は八東川に沿って遡る。30分近く走ったところで、「吉川川」が合流してくる。水のきれいな気持ちのいい川である。国道から分かれてすぐ
朱色の新しい橋が見えてくる(写真はクルマから下りで上流側から見返したところ)。あれまあ、こんなところにきれいな橋が・・・・、と、見とれていると「あれや!」と対岸を指さしたシャチョウがすっとんきょうな声を上げる。見れば確かに杉の木立に囲まれてまごうことなきなき投入堂。橋のたもとの自治会館らしい建物の前に3,4台の駐車スペースがある。300mほど上流に専用駐車場があるとの掲示があったが、どこを見ても無人なのでまエエか。
橋には
「岩屋堂神社橋」との名標があって、最近かけ替えられたものらしい。それを渡ると
「不動院岩屋堂」の立派な石標が建っている。それと投げ入れ堂とを一緒にとだいぶ頑張ったが、太陽が真正面過ぎてどうにもならなかった。
きのう、登山口からの案内がないとぼやいたが、クルマを降りて橋を渡ればそこにあるのだから、パンフレットの編集者にも書きようがなかったのだろう。世の中は難しいものである。まあしかし「駐車場から300m、橋を渡ってすぐ」とでも書いておけば、訪れる人ももっと増えるのではないか。
写真ステージ 「近江富士」
三上山撮影のついでに・・・
■近江非名所全集
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