長命寺港

八田正文

2015年02月12日 09:52


近江八幡市長命寺町
 長命寺港である。「西国十番長命寺・・・黄金の波にいざ漕がん・・・」とうたわれた名刹の、例の急な石段の直下にある。どこの港でも同じことだが、防波堤が視界を遮ぎりアングルは限定される。ここはたまたま船が出入りする部分に三上山が見える。幸いというべきか。
 風が強く桟橋に掲げられた旗が吹き飛ばされそうになびいている。この日は冬型気圧配置が強まったとかで、四方の山はどこを見ても雪雲に覆われていた。標題写真の空模様がそれである。にもかかわらず湖面のこの輝き、これが理解できない。不思議なことに上空だけが雲一つない青空。その上強風だから波が高く湖面はまぶしく光る。そんな中で水鳥が数羽波に揺られていた。

  写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・


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