段差が消えた

八田正文

2015年05月26日 08:26


近江八幡市南津田町
 湖岸道路、岡山・長命寺間にある「湖岸白鳥川」交差点から白鳥川左岸を遡る。その堤防上かを走るバスの中からの撮影。注意して見てほしいのが、三上山左斜面にあるちょっとした段差。ところが続けて撮ったコマではその段差が消えている。(画面に写る薄い影は窓ガラスの反射)。その間、時間にして1分足らず(カメラのプロパティが「分」までだから秒は読めない)。距離にして100mそこそこか。

 肉眼で見ていてはほとんど気がつかない現象だが、このあたりから見る三上山は前に見える田中山の奥に立つ。その重なりがバスの移動によって微妙にずれていくのである。標題写真の山の部分をアップすると前山(田中山)と三上山が重なっているのが見える。面白いのはその左斜面が同じ勾配で、きっちり重なった場合1つの山に見えてしまうことである。その部分をアップ。赤い矢印から下は田中山の斜面。上はもちろん三上山。

 写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・


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