50mの差

八田正文

2015年10月26日 09:37


野洲市長島
 手前、左右に山があって、その間から三上山の上半身がのぞいている。標題写真には写っていないが、タイミングさえ合えば新幹線も走っている。うっかりすると一昨日の写真と間違える。近い、遠いの差はあるが。

 ここは野洲市長島、一昨日の野洲市辻町からいうと2.7Kmほど北東へ移動したことになる。その結果田中山が右へ移動しその次に現れる吉祥寺山との間から、三上山がのぞくという構図になる。実はこの場所、田んぼの中に森があって鳥居が1基立っており(鳥居は何と数えるのだろうか。「基」でいいのだろうか)、その横を在来線の電車が走っている。そんな場所である。その鎮守の森に対する神社本体(長嶋神社)は線路をくぐった琵琶湖側に建つ。

 さて、在来線の電車を撮ったその場所から見た三上山がこれ。ほんのわずかだけど、襟元が右へずれている。(いい換えたら三上山が左へずれている)。標題写真はクルマの向こうの道を右へ進み、在来線の線路ぎわから撮った。その差50m弱。襟元をただしたということになろうか。それが何ですねや、といわれたらそれまでだが、私はその50mを大事にしたいのである。
  
  写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・


近江名所全集

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