安曇川左岸から

八田正文

2015年12月26日 09:51


高島市新旭町新庄
 新旭町の大荒比古神社の近くからこんな風景(12月20日前出)を見た日、帰路、高島バイパスの新安曇川橋を渡っていて、ことのほか三上山が大きく見えるのに気がついた。この日は清水山城址の項で書いたように、背後の金勝山系が消えるという特殊な気象条件の日だったが、それにはまだ気がつかず、橋の上から三上山が大きく見えるということだけに気をとられていた。

 バイパスはそのまま進んで鴨川の橋を渡る。三上山がさらに大きく見えることは言うまでないが、それよりももっと大きなことに気がついた。橋に歩道がついていたのである。高島バイパスには全線歩道がない。ところが鴨川大橋の部分だけには歩道がついていた。これはひょっとしてと、帰宅後GoogleMapの航空写真で調べてみた。間違いない。安曇川大橋にも歩道がついている。それも下流側(三上山側)に。橋は堤防より高い。

 高島バイパスの安曇川大橋から三上山が見えることはかなり前から知っていた。2012年8月13日の日乗にもこんな写真をのせている。以下、その日のコメントである。----国道161号を北の今津町あたりから南に向かって走ると、安曇川を渡るあたりで三上山が見えるのに気がついた。平地からは見えるはずはないので、高い場所が必要。安曇川の右岸を走ってみた。クルマ1台がやっとの部分が多く、余り気持ちはよくなかったが、それよりも電線が多いのには驚いた。三上山の右上の高い山が金勝山。----

 今回の写真は左岸畔の親柱上にカメラを置いて撮ったもの。屋根の上が右岸堤防。前回(2012年)は、この堤防上から撮った。今回の方が整理されていることは言うまでもない。もう1枚。橋の中央辺りから。奥に萩の浜水泳場の松並木。

 ついでにもう1枚。これは2012年、湖岸道路近くの右岸堤防上から撮ったもの。バイパスより左へ寄っているため、金勝山が左へ寄った。萩の浜水泳場の松林は消えている。


  写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・


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