帯にもタスキにも

八田正文

2016年03月26日 09:12

大津市仰木の里
 湖西線・おごと温泉駅。ホームの屋根と対岸を合わせ白い琵琶湖とホームの空間を合わす。そこへホームで待つ人をシルエットで・・・というイメージを作った。もちろん三上山は屋根の上へ出す。実際に行ってみるとそんなに単純なものではない。屋の上にも何本も電線が見えるし、ホームで待つ人はいない。もっとも、人はいるときに行けば解決するのだが、電線はどうしようもない。それに屋根と対岸が合わない。撮影場所の高さの問題だ。もうちょっと高い位置がほしい。

 別の場所を探した。今度は高すぎた。三上山は上に出たが、ホームの空間がごちゃごちゃした民家の屋根と重なる。それに琵琶湖の青さがイメージに合わない。それなら一層のこと、もっと高いほうがいい。ということで探したのが標題写真。どうしようかと迷っているところへスーパー雷鳥がやってきた。ホームに人は1人いるのだが、帯どころかタスキにもならない。

 昨日の答・信号待ちしているバスが消えるはずはない。バックするはずもない。3枚目の写真は、オバさんが渡りだす前の写真。バスが黄色のクルマの後ろへ着く直前。その先端がわずかに見える。だから答えは、「バスが到着する直前」。ご免ね、しょうもない話で。

 でもあるんですね、こんなけったいな信号が。片方は白熱灯、他方はLED。現場で再生・確認した時、訳が分からないかった。
 
   写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・


近江名所全集

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