それが何ですねや
湖南市石部緑台2丁目
続きに電車をもう1枚。場所は石部頭首工の近く。こんなところで電車と三上山が一緒なるなど今のいままで考えても見ないことだった。最近、石部へ通っている。2012年12月から始めた野洲川流域分水嶺峠探訪、人様の反応は何もないが、この「歩き」は自分なりに結構楽しい。最初こんなことをやりだして、完結できるのかと怪しんだ。未完で終わるであろう確率は日に日に上がりつつあるが、とにもかくにもほぼ4年がかりで野洲川大橋から北周りで武平峠までを訪ね終えた。最初は右回りでそのまま続けようと考えていたが、急に考えが変わってもう一度野洲川大橋(国道8号)へ戻って、そこから南回り(左回り)で鈴鹿峠を目指すことにした。その過程での石部である。
標題写真は草津線の電車が、石部頭首工近くへ流入する宮川という小さな川を渡るところである。実はこの場所を最初は「宮川を遡る」というテーマで、野洲川の方から山の方へ向かって歩いた。これが
そのときの写真である。変わりばえしない、”それが何ですねや”という写真である。
帰りもう一度ここを通った。時間が合いそうだったので、反対向きから撮ることにした。思いもかけず、そこに三上山が入ってきた。電線にかけられた黄色い被覆が見えたりするが、初めて見える構図だった。石部頭首工のすぐ近く。そこまでは何度も行っていたのだが、100mちょっと離れたここは初めてだった。地図はあくまで参考資料、写真は歩いてナンボである。”それが何ですねや”という写真に変わりはないが。
写真ステージ 「近江富士」
三上山撮影のついでに・・・
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば
関連記事