砂防ダム・一応結

八田正文

2017年04月26日 08:07

野洲市南桜
 話を戻す。一昨日レポートした堰堤トップ右側。そこからダムの内側を見るとちょっとした舗装道路が続いていく。どこへ行くのかとたどってみるとちょっとした峠を越えて下りになる。いつの間にか車が通れそうな道になって行く手に名神が見える。そして、山際を回ると次のダムが現れた。これが昨日レポートした「さかしな川」とあるところである。そこから三上山は見えない。

 左側の草つき斜面を上ると見えて来たのが標題写真。画面下に見える舗装道路がいま下ってきた名神が見えた道である。堰堤に上って内側を見る。まったく砂は見えない。水が流れる筋が見えるぐらい。これから砂がたまっていくのだろう。堰堤に埋め込まれたプレートには、平成25年10月完成とある。前のダムより1年早かったことになる。帰り、先ほどの小さな峠から前のダム内側を上から見たところ。ダムの向こうがびわこ学園跡地である。

 ところで、今回の南桜菩提寺山山麓砂防堰堤。結局合計5基あったことになる。あとの2基についてはGoogleMapにも記載されていないと書いたが、拡大してみるとちゃんと記載されていた。特に今日レポートした最後のダムは、南桜・北桜連絡道路の突き当りから名神を越えたところだった。手前の方で何か工事をやっているなということは感じてはいた。一、二度探検にいったりもしたが、電線か何かが邪魔をしてあきらめた記憶がある。もうちょっときっちり念押しをしていたら、もっと早く見つけられていたかもしれない。古武士桜から始まった南桜騒動、一応の結とする。
       
   写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・

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