二つ目の煙抜き
野洲市三上
快晴の日の午前中、三上集落の屋根が光る。実はこの場所、5月1日に
レンゲ畑としてレポートしたところである。同じ場所から撮った
今の風景がこれ。どちらも標題写真とよく似ているが根本的に違う部分が一か所ある。今日はそのこだわりの話。
レンゲ畑の写真に写っている煙抜きの屋根の例として、
1977年2月撮影の雪の写真を挙げておいた。そのときはこだわらずにさらっと流しておいたが、実はこの写真には煙抜きの屋根が2つ見える。レンゲ畑の写真で三上山山頂の真下に見えるのと、もう少し右手に若干小さく見えるのとの2つである。ところがレンゲ畑の写真には1つしか見えない。それが気になっていた。2つ目の煙抜きはもうなくなったのだろうか。先日それにこだわって歩いてみた。
適当に見るのと注意して見るのとの違いである。それは意外と簡単に見つかった。真ん中の
新しい家の両側、ほぼ等間隔のところに見える(赤い矢印のところ)。光の関係で左の方がちょっと見にくいが、注意して見れば見えるはずである。これらが三上山と一つの画面に入る場所はあるのかと探し歩いたのが標題写真である。レンゲ畑とどこが違うのかといわれたらその通りだが、間違いなくもう一つも写っている。見えますかな?。
写真ステージ 「近江富士」
三上山撮影のついでに・・・
■近江非名所全集
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