白の不思議
野洲市南桜
何となく梅雨明けの気配である。きのうはかなり広い範囲で激しいにわか雨が降り、けさは雲一つない晴天。天気予報では”猛暑日”を報じている。
野洲市南桜。例の尖がり富士近くの農地。鮮やかな緑の中で、遠くシラサギがエサをあさっている。農道を歩いているときには知らぬ顔をしていながら、立ち止まってカメラを向けるとさっと飛び立ってしまう。注意深さは天下一品。
それにしても緑と白の鮮やかな対比。普通、生物界は保護色とかで簡単に見分けがつかない色をしているのに、自分の存在を誇示しているようなこのシラサギの白、そして、白いが故の注意深さ。シラサギ自身、自分の”白”をどう感じているのだろうか。
写真ステージ 「近江富士」
三上山撮影のついでに・・・
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