この木は怖いぞ
野洲市北桜
森林センター・ウッディ―ルームの近く。踏み跡道が続く。木と木の間から山が見える形で、近い割には見えにくい場所である。いまも前方で何か工事中らしい。赤いコーンが見えるが、それを避けると絵が崩れてしまう。まあエエかで撮った1枚。
このあと”工事現場”へ着いて驚いた。倒れた木が何本かに切断され横たえられていた。健在だったときそばに添えられていたと思われるネームプレートがあって、「メタセコイヤ」。やっぱりそうか、おそらく先日の台風による被害だろう。
倒れた根っこのところを見るとスポンと抜けた様子。木の幹は直径40cmはあるだろう。立派な大木である。ところが抜けた根っこはいくら大きく見積もっても
直径2mあるかないか。それも本当にスポンと抜けた感じで、
周囲の地面に傷もない。倒れた木には悪いが、これでは倒れて当り前やなと思えてくる。木は想像もできないくらい広く深く根を張っているものと教えられてきたが、この木は怖いぞ。
10月31日に書いた、湖岸道路・山賀パーキングの倒木も、以前の記憶でポプラだとばかり思っていたが、ひょっとしてメタセコイヤだったのではないか。ふと思ったことである。
写真ステージ 「近江富士」
三上山撮影のついでに・・・
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば
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