消えた浮き漁礁

八田正文

2018年02月25日 10:21

大津市衣川1丁目
  アヤハディオ堅田店の駐車場からの撮影。最近は外側の湖岸に木が大きくなり、ヨシの背の高さと重なって自由が利かなくなった。さらに沖に並んでいた浮き漁礁が形を崩し、風景全体が情けなくなった。

  これは1990年11月の撮影。湖東の守山付近が深い霧で、それを通して太陽が昇った。光が抑えられ、望遠レンズが使えた。狭い視角で、うっかりするとどこで撮ったのか分からなくなるケースだったが、浮き漁礁がランドマークになってくれた。もう1枚、1997年01月撮影。背後の高台、風見公園から。右側に旧雄琴川が作った岬が2本見える。きのうの”岬かさなる”はこれらを水平方向から見たもの。

 と書いて、昨日(24日)の文章に大きな間違いがあったことに気がついた。以下訂正文。
・・・・三上山の写真を撮りだしたころ(1970年代後半)、雄琴川はすでに三上山の方へ向いて琵琶湖に注いでいた。ただし写真のような堤防もない細い川(1980年02月撮影)だった。このとき山下湾に向かう岬はすでに廃川になっていた(24日の文章にある”山下湾の方へ流れ出ていた”は間違い)。その後、この細い川が改修され、いまの堤防が造られた。

   写真ステージ 「近江富士」

 
三上山撮影のついでに・・・

近江名所全集

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