成長する中洲

昨日と同じ天満大橋。ほとんど同じ場所である。ここでは中洲を強調するアングルを選んでみた。写真で見ると左右2本の川が合流して来るように見えるが、実はこれ川に挟まれた部分が中洲である。
野洲川という名称は「八洲川」から変化したものといわれ、このような中洲が多い状態を意味するといわれている。放水路が完成した直後には、このような洲はなかったわけで、樹木が川水の疎通能力を妨げる。定期的に伐採されているようだが簡単な話ではない。
余談だが、京都の鴨川なども、毎年1回ブルドーザーが入って中洲を削って河床を平坦化していた。それに対して自然保護の観点から、鳥の巣を痛めると反対運動が起こった。そのまま放置すると中洲は成長する。その後どう解決したかは記憶にないが。
写真ステージ 「近江富士」
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■滋賀を歩けば


Posted by
八田正文
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08:02
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