夕立のあと

昨日(30日)午後4時過ぎ。彦根からの帰り湖岸道路から三上山あたりに黒い雲。山は全く見えない。これは降ってるな。市街地に近づくと道が濡れている。ところどころに水たまりも出来てかなり降ったらしい。
帰宅後すぐ三上の農地へ行ってみた。周囲は明るいが真上には黒い雲。畑も集落も暗く沈んで不気味な雰囲気だった。この後再び激しい雨がやってきた。
写真ステージ 「近江富士」
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陸上競技場

栗東市野洲川運動公園陸上競技場、いろんな設備のうちいちばん下流側にある。一度、本格的なトラック競技を三上山をバックに狙ってみたいと思いつつ、いまだに願いは果たせていない。思いついたときに気まぐれに行くだけで、競技のスケジュールを調べたこともない、偶然頼みでことがなるはずはないのだが。
この日も、係の人らしい男性が、暑い中をもくもくと整備作業をしていたが、何をやっているのか見当すらつかなかった。
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松林

もう一度、上流へ戻って野洲川左岸、栗東市野洲川運動公園。河川敷に松林が広がっている。これはその林の中で、三上山に近い方。そのうちの1本に木漏れ日が当たっていた。
対岸は野洲市三上、川沿いに建物が多い。カメラを低く構えて、河床との間にあるちょっとした高みでそれらの建物を隠してみた。当然山は低くなる。山の高さを表現するには「カメラを出来るだけ高く」が鉄則である。それを低位置で撮る。矛盾である。
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石垣

昨日と同じ場所。細かくいえば50mほど左へ寄ったところである。写っている範囲は昨日の写真の画面左外というところ。右の工場風建物はともかくとして、左の蔵か倉庫か、その並びが見事である。
田圃から一段高く積み上げた石垣、洪水に備えてのことであったろう。そういえば、この家並みの向こうは旧北流跡地。水防のための遺構が残るところである。とはいえ、天井川があふれてこの高さが意味をなすのかとも思う。おそらく琵琶湖の増水による水位上昇に備えてのものであろう。
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お寺の屋根

守山市小浜町と野洲市吉川。野洲川放水路の右岸に位置する最下流の集落である。集落の外を走る農道から、2つの集落を見るとき、両者が属する市が異なるとは到底思えない。というよりも、わたしのようなよそ者には区別すらつきかねる。
集落の中にお寺の屋根が3つ並ぶのが吉川とおぼえているが、こうして1つだけの風景を撮って帰ると、はて、これは小浜だったか、吉川だったかと自分自身で分からなくなる。最後は走った道を思いだし、地図の上で撮影場所と三上山を線で結んでという話しになるのである。
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田圃の中

難儀な場所だなと思う。その場所が難儀だというわけではない。広々とした田圃の中で、遠くの森に沿って点々と民家が見える。そんな中で、撮影場所の記憶が怪しいのである。いや記憶がはっきりしていても、近くにその場所をきっちり明示できるものがほとんどない。あえていえば、守山市環境センターの近くとしかいいようがない。
遊び半分に道路工事現場に置かれているタイガースカラーの樽の親分のようなもの(これがまた名前が分からない)を前景に置いたが、位置の特定には何の意味も持たない。イヤイヤほんと難儀な場所でした。
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野洲川南流跡

野洲川南流跡地がびわこ地球市民の森として公園化されている。ここはその公園エリアの最下流部にあたり、南流のかつての姿を出来るだけ残しておこうとする範囲に当たっている。
画面右側の堤防、河床林が昔を語っている。とはいえどこまでが昔のままか。難しい問題である。たとえば、写っている軽トラの後に見える堤防。これが外からはっきりと見える。以前はその堤防さえも樹木で覆われていた。堤防上の道は昼なお暗く、こんな開放感がある風景ではなかった。
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秋の空?

去年だったか野洲川旧北流跡地美崎公園の右岸沿いに新しい県道323号が開通した。2車線の立派な道である。ここは湖岸道路の信号から、その県道へ入ったところ。
画面下端近くに農道のような道が見える。これがかつての県道323号。こんな道が降って湧いたように広くなってもクルマが入っていくるはずはない。これ幸いと道端に止めて・・・。夏のさなか、気温は高いのに、空の様子は秋を思わす。気温と風景が一致しない。今年はそれを強く感じる。
遠景の白い建物は幸津川の守山市環境センター。麦畑のあとだろうか、大豆畑が広い。
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