咲いてます

「咲いてます」といっても桜ではない。例のモクレンの話。26日に撮ってきた写真を使って29日に「今ごろは咲いているかもしれない」といい加減なことを書いたので、最低の確認だけはしておかないとと、きのう(30日)の夕方に念押しに行ってきた。間違いなく咲いていた。例の寒波のあとすぐに日和が戻ったので文句なし、しっかり咲いていた。
周囲の木の枝落とししたといっても、モクレンの木も同じように枝を落としているわけで、去年に比べると花の絶対数は遥かに少ない。しかし、私の場合、花が多ければいいというものではない。三上山とのバランスの上で絵になるかどうかである。さてこういう状態があと何年続くのか。
写真ステージ 「近江富士」
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菜の花

湖岸道路、野洲市吉川「鮎家の郷」。富山県氷見市在住の知人が団体旅行で冬の琵琶湖へ来た。たまたま鮎家の郷、2階のレストランで食事をした。対岸の比良山の雪景に感動した。雨晴海岸からの立山連峰に匹敵するという。まさかそんなことはないと思うが、もちろん比良の雪景色はそれはそれで価値はある。先日の雪で積雪は中腹まで下ってきたが、それもすぐに消えた。今は頂上付近に残るだけ。あとは徐々に減っていき、ゴールデンウィークの前に姿を消す。
さて標題写真は鮎家の郷の前、表入り口から道路を挟んで三上山を見たところ。比良山を背にしての位置関係になる。菜の花はともかくとして、左の4本の木、たまたまそこにあったから入れてみたが、木の名前もわからないし、なぜそこにあるのかもわからない。
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モクレン咲く

5月22日に見てもらった野洲市さくら墓園のモクレンである。それが一週間たって蕾が大きく膨らみまさにさき始めというところ。これもいわゆる買いだめ写真で、実際は3月26日の撮影。その後のポカポカ陽気でもうすかっり咲いていることだろう。
この白い花を見ると、さてコブシだったかモクレンだったかと悩む。確かこれがコブシのはずだから・・・と、両者を引き合いに出さないと判断ができない。難儀なものである。その気になってしっかり覚えればいいようなものだけそれができない。「できないのではない、やらないだけだ」と分かってはいるのだが。
このコブシは、京都東山の福祉施設「東樹」のRさんはじめスタッフの皆さんが「庭に生えていたのを出掛けに切ってきました」と届けてくださったもの。立派に咲きました。東樹のサロンでは何度か写真教室を持たせていただきました。ありがとうございました。
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雪の比良

写っているレールはJR草津線、油日と柘植との間である。ここから三上山が見えることに気がついたのは数年前、あいあい滋賀に「三上山物語」を連載していたころだった。全くの偶然、西名阪・柘植ICから県道4号に入って帰ってきたときだった。草津線沿いの道路からふと左前方と見えると、あれっ?三上山じゃないの。全く予測をしていなかったので面食らった。帰ってから地図で確認した。間違いなかった。
全く予測していなかった場所での藪から棒の出合頭の発見は珍しい。事前に地図で予備知識を持って出かけるか、そこまでしなくても多分この辺に見えるはずだとおよその見当をつけて探す。これがほとんどである。このときは思いもかけず見当違いのところから出現した。そんな思いだった。三上山のアップをどうぞ。
撮影現場と三上山を直線で結ぶ。甲賀市域の平地から三上山が見えるためには、その直線が三雲と朝国間の狭隘部を通らなければならない。今の場合は、JR三雲駅付近を通っている。条件としては厳しいところだが、それを可能にしているのは、現場の標高が220mという高原状の高さによるものらしい。
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雪の比良

きのうは快晴だった。まるで一昨日の荒天がうそのような。比良山に雪が降っているはずだ。もう一度大砂川へ行ってみよう。それも午後に。午前中は太陽が背中へ来るため、手前の街並みがどうしてもぎらぎらする。それを避けたかったのだが、午後はやっぱり空気の鮮度が落ちる。2月に撮ったのと大差ない写真で終わってしまった。せめてもの慰めは、空が多少なりとも青く写ってくれたことと、踏切に孫を連れたおばあちゃんがいたころぐらいか。
そのあと、大砂川トンネルで上下する2本で遊ぶ。草津行き。右上の竹藪横が標題写真の撮影場所。柘植行き。背後の山は三雲、烏が嶽のすそ。左を頭にして寝た涅槃像に見える。さしずめ大砂川堤防がベッドというところ。この像は湖南市吉永あたりからよく見える。
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ケイオウザクラ

きのうの山の淡雪もあっという間に消えた。しかし一日中寒い北風が吹き荒れた。そして今朝、風もおさまり雲一つない快晴。ということで一日伸ばしのケイオウザクラ。
カワヅサクラのそばにもう一つ小ぶりの木で色が薄いピンクの花が咲いていた。ネームプレートには「ケイオウザクラ」とある。と、くればどこかにワセダザクラがあるのではないか、ひょっとしたらリツメイ、ドウシシャもときょろきょろ探してみたが、それはなかった。
なんで慶応だけがあるのかと不思議に思い検索してみた。と、なんと「啓翁桜」とあるではないか。無知もいいとこ、いやいやお恥ずかしい次第。きのうも書いたようにもともとが植物オンチ、そういえば花の色がちょっと違うなというぐらいしか見分けがつかない。「ケイオウ」が「啓翁」とわかっただけでお許しを。
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春の天気

春の天気はこれだから困る。実は昨日、一昨日見てもらった写真は、先日のぽかぽか陽気のときに撮ったもの。ちょっと本気になって歩けば汗ばんで困った。それがきのう、きょう、雪だという。まさかと思っていたが、今朝起きてみると三上山も上半分が雪だった。
実は、早咲きザクラの買いだめ写真がもう1枚あった。今日それを使う予定でいたのだが、この寒空に早咲きサクラでもあるまい。ということでクルマの中からの朝撮り写真。家を出るときからぱらぱらと来だしたが、車を止めたときにはこんな状態。
そのあとこの文章を打ち込んでいるとき・・・、外が明るい。どないなってるんやと外を見ると、一気に快晴。道路の反射に幻惑されれて、肉眼では雪は見えず。カメラで何とかといろいろと調整してみたが駄目だった。
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カワヅザクラ

南桜、さくら緑地のなか。ここは大山川の左岸を公園化したものだが、大山川そのものが三上山を直角方向に見るように流れている。だから公園内から三上山を見ると、川岸のフェンスや遊歩道などが画面を横切る形で横たわることになる。写真としては遠近感がなくなる苦しいアングルになる。
そんな中で背の低いかわいい桜が咲いていた。根本のネームプレートには「カワヅサクラ」とある。そういえば守山成人病センター前、テニスコート横の道沿いに一足早く咲きだすあの桜だ。もともとは静岡県河津町の地名にちなむものらしいが、カンヒザクラとオオシマザクラの自然交配によるものだとか。といわれても、植物オンチの私にはそれらがどんなサクラなのかさっぱりわからないが。
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