2018年08月02日
悩ましい問題

田の字の右半分の部分である。新幹線との間の道路に面した部分にコンクリート擁壁が設置された。現地案内板によると「工業団地を造成しています」とある。今の写真はご覧のように道路沿いに撮ったもの。単純に直立して撮ったもので、カメラは擁壁の高さよりほんの少し高いようである。(手前より奥のほうが高く写っている。擁壁よりカメラが低いと手前が高く写る)
さて、問題は標題写真である。擁壁越えに三上山を撮ったもの。相手が高いのでアングルは苦しいが、何とか擁壁の奥まで見える。しかし土が盛り上げられているから、田んぼの水平線は隠れてしまっている。私のカメラはファインダーに水準器が内蔵されているから、それを頼りに水平は確保しているはずだが、出てきた写真を見ると何とも心もとない。
カメラが擁壁に正対しているときは、縦線も横線もきっちり出てくるはずだが、いまの場合、縦線(擁壁の継ぎ目)は理屈にあっているが、横線は右下がりになっている。どうやら正対はしていないらしい。地図で見ると正対しないのが当たり前で、右上がりにならなければならないのだが、いずれにしてもまた悩ましい問題が発生した。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 09:30│Comments(1)
│山・写真
この記事へのコメント
1979年から1990年まで野洲に住み、野洲駅前の書店で『四季近江富士』を購入。昨日、本棚から引き出して読みました。風景と写真の美しさに驚きました。これらの写真がポジフィルムで撮られたことに感動しました。一枚、一枚、構図、露出を考えてお撮りになったことと思います。三上山には「一度登ってみたい」と考えておりましたが、果たしていません。ご健勝をお祈り申し上げます。『四季近江富士』は、1990年4月に転勤で三浦半島に、1998年には家内の故郷である神戸に運び、20余年を経て、昨日しっかりと読ませて頂きました。
Posted by 藤村と申します at 2019年12月26日 21:57