白い風景・2

昨日の場所から1Kmほどバックした。山はますます白くなる。写真でも左のような小さいサイズでは、うっかり見ていると山が見えないそんな状態である。
河川敷一面にオギが広がっている。当然ここらも増水したはずだが、昨日の落差工付近の荒れた感じはない。整然と流れる水と、乱れて渦巻く流れとの差だろうか。
対岸は写真に写っているあたりまでは以前のままだが、ここから下流は野洲市竹生地区に住宅地が開かれ様子が一変した。
写真ステージ 「近江富士」
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白い風景

周囲が白い。PM2.5だという。去年だったか、一昨年だったか、この表記を初めて見た時、「午後2時30分」のことかと思った。けったいな書き方をするものだ、それならPM2:30と書けばいいのに。よく聞けば、大気中の直径2,5μm以下の微細粒子のことだという。きのうの場合なんか、それもあるだろうけど、要するに高気圧の後ろ側に入って、水蒸気や塵埃も多かったのだろう。春先にはよく起こる現象だ。
久しぶりに野洲川の堤防へ行ってみた。昨年の大水が運んだと思われるごみや流木が何か所かにまとめられたまま放置されている(下の2枚)。この処理は大変だ。
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かわりばえしない話

近江富士団地南側の農地である。きのうの場所から近江富士団地を挟んで1.2Kmほど南東へ移動したことになる。このあいだからこだわっている鼻筋尾根がどう見えるかを確かめに行ったのだが、意識していてわずかに判別できる程度。いや意識する程度ではだめで、そこに尾根があることがわかっていてはじめて見える。そんな程度である。
今から10年ほど前の話。『近江富士まんだら』を制作にあたって、写真では無理だから、せめて目で見える範囲で正確なスケッチをと考え、知人のMさんにその仕事を頼み込んだ。その実況見分に2人でこのあたりを走り回ったが、結局写真に写る以上のものは肉眼で見えないことを確かめただけに終わったことがある。それをさらに確かめたような話で、かわりばえのしないことではあった。
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大きな雌山

ちょっと変わった三上山である。雌山がぐっと前へ出て独立した山のように見える。近江富士団地近くの大山川の右岸堤防から見たところである。
三上小学校の裏から農道を通っていけるが、道が細いので、私は若干遠回りにはなるが、近江富士団地を通り抜けていくことにしていた。ところが今回行ってみると大山川を渡る橋がクルマ通行不可になっていた。歩いて渡って右岸から撮ったのがこの写真。
移動性高気圧の前面に当たるらしく、千切れ雲が飛んでいた。どちらかが影になってくれなければ全体の姿が団子になってしまう、そんな見え方をする場所である。この間からこだわっている正面尾根が見えるはずだが、ここからはほとんどわからない。太陽が照れば見えるのかというとそういう話でもない。雌山が大きく正面の顔の部分がわずかしか見えないのである。
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行事神社

地蔵さんを越えて祇王井川を渡ったところが行事神社の前。もっとも川を渡るといっても川幅2mあるなしの川だから、よほど意識していないと渡ったという実感はない。
行事神社、不思議な名だ。行司神社ならまだわからないこともないが。道路ぎりぎりに灯籠が建っている。不思議に思われる方もおられるはずだ。実はここから南西へ、200mほど参道が続いているのだが、今歩いている道路が拡張されて、参道と神社本体とが分断された形になっている。
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背比べ地蔵

野洲市行畑、「背比べ地蔵」である。大小2体の地蔵さんがあって、背比べをしているように見えるからかと思ったらそうではないらしい。説明板によると小さいほうが背比べ地蔵で、左の大きいほうは阿弥陀如来立像だという。僕にはどちらも地蔵さんにしか見えないが。
地蔵さんの背後の植え込みの向こうを、祇王井川が流れているが、写真には見えない。
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地蔵さん道路

野洲市行畑、地蔵さん道路と旧中山道との交差点。JR琵琶湖線のアンダークロスから上がってきたところである。一見危ないところに立って無理をして撮っているように見えるが、カメラの位置はゼブラゾーン、大っぴらにとは言わないが、まあ一応の安全だけは…というところ。
クロスする道が旧中山道。30年ほど前にはクルマが走っているこの道路はなく、中山道から人間だけが通れる細い東光寺道が奥へ向かい、角の民家の軒先に地蔵さんが二体並んで立っていた。
東光寺というと最近では東近江市の同名の寺がモミジで有名になってきたが、ここでいう東光寺はその昔妙光寺山のふもとにあったという。その案内石標が地蔵さんのそばに立つ。その後道路が拡張されて、地蔵さんも左側(中山道を横切る軽の左前)のミニパークへ移動。いまは立派な屋根の下に鎮座している。
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残り雪

2月16日、日曜日の花緑公園。前回、確か2月8日だったと思うが例の南岸低気圧の雪がまだ残っていた。三上山のふもとから、コイの池へ向かって真っすぐ下ってくる水路のそばで、決して日当たりの悪いところではない。それでこれだけ残っているということは結構な積雪があったということだろう。
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