ヘリコプター・続

それはさておき、飛行機、凧、鳥、月、太陽など、空間中に浮かぶものの撮影は難しい。望遠でそれだけを撮ったのでは、空中によほどのドラマがない限り絵にならないし、そうかといって地上のものと組み合わせるとレンズが長くできないし。
下の2枚も同じこと。ヘリコプターが遠ざかる。仮に相手が水平飛行しているとしても、地上からの見かけの高度は下がる。その分レンズは長くできる。しかし相手は逃げていくので、結局大きさはむしろ小さくなってしまう。
5月の日蝕は大騒ぎになるだろうが、太陽までの距離は我われ人間がどうあがこうが変わらない。写る大きさはレンズの長さによる。さてどうしとめるか。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


レンズを伸ばすと、ヘリコプターはドアを開けたまま飛んでいた。長いレンズをつけていなかったので、これで精一杯。そこへアオサギがやって来た。
■写真ステージ 「近江富士」 HP