堅田出島灯台

堅田出島灯台(でけじまとうだい)の夜明け。琵琶湖大橋から600mほど南の浜に立つ木製の灯台。独特の形が旅情を感じさせる。
創建明治8年、台風により破損した時期もあったが、昭和48年(1973)に復旧。大正7年まではランプを使用していたとか。一度火は消えたが、平成元年(1989)年点灯再開。
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■写真ステージ 「近江富士」
モノクロームの風景

昼下がりの西の湖。北から南を見る形になり、ちょっとモヤがあったりすると、風景はモノクロームになってしまう。これはモノクロームで撮影したわけでもなく、処理ソフトでカラーを除いたわけでもない。画面の明るさを明るく処理しただけである。
湖や池の宿命で、対岸が横一直線になるのがつらい。いけすのふちに止まる烏を見ていただければありがたい。
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水口町酒人

水口町のいちばん北、もう少しで湖南市というところである。右端、比良山の下の建物が、朝国のTOTOの工場。左、小さな三角形の山裾の向こうに、勾配がゆるい山裾が霞んで見える。これが三雲の烏が嶽のすそ。その間を野洲川が流れている。そこがかつての東海道横田の渡し。記念の常夜灯が両岸に立っている。その狭いところから三上山が見える。
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春はあけぼの

野洲の市街地に近いが手前には田圃が広がるというところである。東の空が白み始めるころ街の灯りが消え残る。昼間見るとけっこう目立つ高圧線鉄塔も何とか辛抱できる。
春はあけぼの。たなびく横雲がよく似合う。
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川霧

未明、日の出までに少し間があるころ。野洲川近江富士大橋下流、旧川田の一本松あたり。川霧がただよう。草木はすべて暗褐色に沈む。
三上山の左は妙光寺山、その昔堤防林が茂っていたころ、2本の木を前景に、この鞍部から昇る朝日が見事だった。その場所もいまは定かでない。
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新庄大橋から

前夜の天気予報では、平野部でも大雪になるとかならぬとか大騒ぎだったが、結局は雨で終わった。午後からはときどき晴れ間もあったが、結局は曇り空。
新庄大橋から見た三上山。河川敷の木が伐採されてもう3,4年になる。河川管理上、木は困るだろうが、写真としては多少はほしい。
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長命寺川

一見、西の湖に見えるかも知れないが、これは長命寺川。県道25号を大中の方から南下するとき、八幡山のかげからひょいと顔を出す、印象的なところである。同じような現れ方をする場所がもう1箇所。彦根の荒神山、こちらは少し遠いが同じように山裾に広がる曽根沼の、ヤナギの木の影からからすっと出てくる。
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冬の夕日

湖南病院の横から。冬の夕日が横から射す。山自体が暗くて見にくいが、よく似た形の山裾が3本見える。いちばん手前が左から出てくる妙光寺山。これが画面真ん中から少し右へ下りてくる。次が三上山本体のすそ。山頂から下ってきて妙光寺山の右へ。これがいわゆる西尾根。御上神社から登る登山道がこの尾根を通っている。さらにその右へ、今度は雌山のすそ。それらがほとんど同じ勾配で下るから面白い。
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