猛暑日の予感

兵主大社の近く、六条交差点。国道と県道がクロスする。交差点の北側が兵主大社。写真の撮影地はそれのちょうど反対側。交差点の南側である。
滋賀県へ来たときこの感覚が分からなかった。いまでも怪しい。たとえば「交差点の南側」などという言葉は京都にはない。道が東西南北だから、エリアは交差点の北東側、南西側といった表現になる。ところが、いま問題にしている六条交差点などは、道路が東西南北に対して45度傾いている。結果、道路を座標軸とすると、それによって区切られる面は東、西、南、北ということになる。
このあたりには、五条、六条の地名がある。場所によっては九里だとか、十里だとかも。条里制の名残だとか。琵琶湖の湖岸線がおよそ45度傾いていることで、条理の筋引きも45度傾けたのだろう。
京都では祇園祭。暑い日になりそうだ。
■近江非名所全集
■野洲を歩けば


湖岸緑地中主吉川地区。野洲川北流跡地である。
■写真ステージ 「近江富士」 HP・・滋賀Web大賞2011・地域活動団体部門で優秀賞を受けました。
市三宅

JR線と野洲川に挟まれた静かなところ。田圃の中の農機具小屋がなんとも懐かしい。静かな里の風景である。今日もまた暑くなるという。
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■野洲を歩けば


琵琶湖地球市民の森。
■写真ステージ 「近江富士」 HP・・滋賀Web大賞2011・地域活動団体部門で優秀賞を受けました。
遠い夕立

車で走っていて、遠く金勝山地方面で夕立が見えた。ここ何日か、このような局地的な夕立が見える。すぐに撮りたかったが、車の止めやすいところまで辛抱した。と、見る間に穏やかになり、ほとんど痕跡をとどめない状態になってしまった。三上山の背後では弱い雨が降ってはいるのだが。写真には写らない。
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■野洲を歩けば


知らぬ間に。
■写真ステージ 「近江富士」 HP・・滋賀Web大賞2011・地域活動団体部門で優秀賞を受けました。
夏空

JR琵琶湖線と野洲川に挟まれた地域である。と書くと「チョット待てよ」と思われる方もおられるはず。JR線と野洲川は直交していて、”JR線と野洲川に挟まれた”はおかしいのではないかと。
確かにそういう感じはするのだが、実際には、JRの鉄橋をくぐったあたりから、徐々に右に曲がり始めて、野洲駅から琵琶湖の方へ向かうと野洲川にぶつかる。そんなところである、こじんまりした集落である。
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■野洲を歩けば


遠い夕立。
■写真ステージ 「近江富士」 HP・・滋賀Web大賞2011・地域活動団体部門で優秀賞を受けました。
南桜午後

何とも暑い。畦道から見る風景はすべて緑。ついこの間まで春の黄色が混ざっていた気がするのだが、それが抜けて濃い緑になった。これがあと2月もすれば、今度は秋の黄色が混ざってくる。いまがいちばんみどりが濃い時期かも知れない。
■近江非名所全集
■野洲を歩けば


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■写真ステージ 「近江富士」 HP・・滋賀Web大賞2011・地域活動団体部門で優秀賞を受けました。
南桜午後

フィルム時代には余り経験がないこと。この写真もそれが起こって、赤味をぬいた。それでもまだ何となく気色が悪い。夕方の赤い夕日の盛夏とも思うが、まだそんな時間ではない。デジタルの方が色に対して敏感なのかとも思ってみたり。事情はよく分からない。
■近江非名所全集
■野梅雨明けの空


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■写真ステージ 「近江富士」 HP・・滋賀Web大賞2011・地域活動団体部門で優秀賞を受けました。
梅雨明け

梅雨明けでよみがえってくる風景。京阪電車四条駅の上りホーム。そのころ京阪電車は七条から三条(終点)まで鴨川の東岸を走っていた。上りホームは河原にせり出す形で設置されていた。電車を降りたら、眼下が川原で、四条大橋が目の前に見えた。混雑する改札口を出て、たらたらと下れば四条通だった。いまのようにやたら長い階段を上る必要はなかった。
梅雨明けの日の午後、前を行く人の白い背中がまぶしかった。
■近江非名所全集
■野洲を歩けば


花緑公園。
■写真ステージ 「近江富士」 HP・・滋賀Web大賞2011・地域活動団体部門で優秀賞を受けました。
南桜午後

人間、年がいくと何の関係もないことがふと頭に浮かぶ。木曽谷をぬけて松本平野へ出た列車の窓から見たトウモロコシ畑。バックは美ヶ原高原だった。一茶の里柏原から妙高高原へ抜ける国道を走っていたとき、窓の外から忍び寄るトウモロコシを焼く匂い。次の店で買おう、次で、次でと走っている間に店がなくなった。夏の終わりだった。
■近江非名所全集
■野洲を歩けば


花緑公園、ふるさと館。
■写真ステージ 「近江富士」 HP・・滋賀Web大賞2011・地域活動団体部門で優秀賞を受けました。