雨上がり

雨が降っている間は、雲が低くたれ込めほとんどの場合何も見えない。雨が上がると雲が斜面を上がり出す。その間、場合によっては横から流れて来た雲がこのように頂上付近を巻き込むことがある。
このとき風は右から左へ吹いていた。雲は画面の右から来て左へ去っていくと思われるかも知れないが、そうではない。雲は画面の中程、山頂の右あたりで発生して、峰に当たり、その後消えていく。
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■写真ステージ 「近江富士」
水口スポーツの森から

水口スポーツの森山頂付近から。野洲川にかかる国道307号水口大橋とのたもとにある小高い山である。画面右下が野洲川。近江鉄道の鉄橋が見える。
左が菩提寺山、右の大きく見えるのが十二坊。木が成長してきて、見通しが悪くなりかけている。
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正面尾根

三上山は円錐形だといわれる。簡単に見ればそうかも知れないが、細かく見ると口でいうほど単純なものではない。とくに南西側、雌山と呼ばれる一段と低いピークにつながる尾根筋。これが人間の顔の鼻筋のように1本筋が通っているはずなのに普段は見えない。
一昨日(18日)、雪の日、昼過ぎになっても三上山の雪が解けなかった。そして晴れ間の一時、その尾根筋が見えた。雪の日の贈り物。
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雪に霞む

10分ほど腫れるとまた空一面の雪雲になる。先ほどまで見えていた三上山が徐々にかすんでいく。見えるか見えないかの限界の時点でのシャッター。手前の藪の暗いところだけに雪が舞う。ちょっとでも大きな雪をとずいぶん待ったが、ここらが限界だった。
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雪の晴れ間

雪の量としてはさして多くはない。道路の部分は昼前後には消えた。でも雪は一日中降っては止み、降っては止み。三上山の雪は終日消えなかった。普通は少し日が照ると消えてしまうのに、今回は気温が低かったと言うことか。
30数年前のこの辺りの風景をどうぞ。2枚はおおまかには一致するが、細かく見るとすべてが変わっているという不思議な変りかた。
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白い電車

野洲川にかかる内貴橋から。手前の森が茂ってきて何となく視界が狭まってきた感じがする。
貴生川行きの白い電車。3枚の黒いドアーがアクセント。実際は黒ではなくステンレス製かと思うが、光のかげんで黒く見える。いろんな電車が走って楽しいが、次が来るまで待つのがつらい。
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甲賀酒人から

国道1号横田橋上から上流へ。道のわきに横田の渡し跡の常夜灯がある。それよりさらに上流へ400mほとさかのぼったところ。川原から三上山が見える。右に見えるのが朝国の国道1号高架橋。
今と昔、川の流れはどのように変わったのか分からないし、徒渉地点でどのような設備があったのか分からないが、自分の足で歩いて渡ったとすると、結構勇気がいることだったろう、そんな気がするところである。
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横田橋から

国道1号横田橋上から、と書いたが、現在、国道1号はバイパスが出来て野洲川右岸を走る。朝国から野洲川を渡る旧1号の名称はいまどうなっているのか。
下流側に車道と分離された歩道があって、クルマの心配なしに撮影することが出来る。左に並ぶ大きな山が菩提寺山。遠く比良山の雪が白い。
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