水口古城山

水口市街地の東に位置する古城山。標高283m、高い山ではないが、お椀を伏せたような形でよく目立つ。2年ほど前だったか山頂付近の樹木が伐採され見通しがよくなった。去年の秋、段ボールで大がかりな城を造ったが、完成の日の夜、台風に見舞われるという不運に。
右手前に見える大きな山が十二坊。その手前左に横たわるのが朝国丘陵。もう少し下まで見えるといいのだけれど。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


■写真ステージ 「近江富士」 HP
神が降る道

先日、北桜からの撮影で、頂上から南東に伸びる尾根を見てもらった。これはそれに対して反対側と言えばいいのか。西に伸びる尾根。三上山の中で、いちばんはっきりした尾根である。頂上からすーと御上神社へ向かって下ってくる。
三上山は神体山。神が宿る山だと考えられている。その神が里へ下りてくる道、御上神社はこの尾根を意識して建てられたのではないか。私は勝手にそんなことを想い描いている。いまもこの尾根が頂上へのメインルートである。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


■写真ステージ 「近江富士」 HP
冬の午後

平和堂のそばの交差点。コンビニなどが建っているが三上山に面した方だけが田圃で遠望がきく。右側の3,4軒が夕日に輝いていた。その輝きを撮ったつもりだったが、あけてみると意外と目立たない。こんな写りかたもあるのかと不思議だった。
左の林の向こうが大山池。一時は水が抜かれていたが、いまは満水、元に戻っている。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


■写真ステージ 「近江富士」 HP
希望が丘冬日

希望が丘の冬限定風景である。体育館横の芝生の階段。上から見れば扇形に見えるはずだが、横から見ると普通の階段に見えるというデザイン。
夏になって芝生が緑になると、横の線が見えにくくなって絵にならない。その上に野球場裏の樹木が葉を落とす冬でないと三上山の全景が見えない。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


■写真ステージ 「近江富士」 HP
斜光

今年もすでに旬日が過ぎた。毎年このころになると,ああ今年も36分の1が過ぎたなと思う。当たり前のことだが、この数字が面白い。半月過ぎれば24分の1、20日過ぎれば18分の1、1ヶ月過ぎれば12分の1と見る見る減っていく。スタートダッシュの大切さというのか。
大山川堤防の桜の木。冬の夕日が赤い。この花が咲く頃には、今年も4分の1が過ぎていることになる。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


■写真ステージ 「近江富士」 HP
夕光

さくら緑地。午後4時前、冬の日はすでに夕日。灯籠や地蔵さんに、赤く横から照りつけていた。とくにこの時期の夕日は赤い。木が枯れてすべてが茶色っぽい風景となるため、ことさらそれた強調されるためかとも思う。同じ横からの光でも春から夏にかけてはここまで色づかないように思うが。気分のせいだろうか。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


■写真ステージ 「近江富士」 HP
ぱっとしません

朝の間ちょっと晴れ、その後雲が多くなり、ぱっとしない天気。
野洲市行畑の新幹線より三上山側に新しい住宅地が出来た。カメラは住宅地の外縁に立って、三上山を見ている。麓には国道8号が通っている。
ここには以前、こんな風景があった。行畑と妙光寺の境にちょっとした段差が合って、そこに松の木が並んで立っていた。松並木というよりは、富山砺波の散居を囲む防風林といった趣きだった。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


■写真ステージ 「近江富士」 HP
冬枯れ

旧野洲川北流堤防、吉川橋跡あたりから。旧野洲川の跡地はほとんど平地化されているが、ところどころにほんの少し残っているところがある。わざわざ道路がその上を乗り越えるようについている。
ここもそういう高みである。遠くの集落の上に三上山が顔を出す。平地で見るより山が高く見える。
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


■写真ステージ 「近江富士」 HP