梅林が

梅の時期である。菩提寺山の登山口、墓地の横に梅林があった(写真A)ことを思い出したもう1枚(写真B)。ここに持ち出した2枚(写真A・B)は、2012年の春、菩提寺山に登った時のものである。行ってみて驚いた。ナニ? これ。別の場所に来たのかと思った。梅の木は1本もなし。「工事中」の看板が空しく立つだけである。確か瀟洒な家を前景に撮った記憶があったので、ヤマ勘で撮って帰り、昔のものと照合したら、ほぼ同じ構図の写真が残っていたというわけ。
通りへ出る角地に右八まん、左さくら」(写真C)の石標が立っていたが、それすらも影も形もなくなっていた(写真D)。文化財級のものだから、工事が終われば復活することだとは思うが。写真Cと写真Dとが同じ位置であるといっても信じてもらえないかもしれない写真Cの左奥に見える歩道橋への階段のようなもの。実はこれ、写真Dの右に見えるマンションの非常階段である。
ついでに古い写真をもう1枚。この分岐点左へ行けば「さくら」(現野洲市の南桜・北桜)、右へ行けば「はちまん」(希望が丘南ゲートから西ゲートを経て近江八幡へ)を示す。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば

