2014年01月29日
東海道の谷文晁

きのうの場所から東海道を数10mほど手原のほうへ進んだところに六地蔵会議所という建物がって、その前が空き地になっている。その横を通って農地へ下ったところ。普通に見ると主峰(雄山)と副峰(雌山)に分かれて見える三上山が、この方向だけは雌山が雄山の中に溶け込んで1つの山になってしまう。
谷文晁が描いた三上山、そのスケッチ場所は最初守山の地球の森あたりだと考えていた。しかしスケッチするとしたらやはり街道沿いが自然だ(京都外大樋口先生)との助言もあって考え直したのが、この六地蔵の地だった。文晁の三上山の左ページの山容が上の写真の三上山とよく似ている。今の場所からあと少し左へ移動すると、雄山と雌山が偏りなく重なり合う場所がある。そこが文鳥のスケッチポイントだと考えている。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:31│Comments(0)
│山・写真