2014年04月11日
一本桜今昔

県道27号の「希望が丘口」交差点、その三上山側に若宮神社というお宮がある。といってもほとんどの方が、そんな神社があったかなとおっしゃる。以前は県道から直接石垣や森が見えて、結構存在感があったが、県道との間にどこかの会社の社員寮風の建物が建ってからは、ほとんど存在感がなくなってしまった。
その参道の斜面に桜の木が生えており、クルマからもよく見えた.
これが若かりしころの姿(1995年撮影、写真集『近江富士遊々』収録)である。社員寮ができてからは、ほとんど忘れた存在になっていたが、先日「古武士」を撮った時にふと思い出して寄ってみたのが今回の写真である。20年前の若者は老成したとは言わないが結構見栄えのある大成した姿になっていた(上の若宮神社参道の写真で鳥居の右に見える木)。
後日談だが、写真集ができてからさんさん会でやっていたYさんが「練習」と称して、野洲周辺の撮影ポイントを回って、収録写真のそっくりさんを撮っていた。桜の木はわかるのに、同じ写真にならないと苦労したのがこの場所だった。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 10:06│Comments(0)
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