2014年05月23日
尖がり富士

おなじみの南桜「尖がり富士」である。JA近江富士主催のデジカメ講座(全6回)が始まった。午前中は近場のポイントを巡って撮影、午後それを使って解説するというスケジュールである。第1回目は花緑公園とこの尖がり富士へ案内した。
そのときの写真だけど、落葉樹が増えたことに改めて驚いている。いつごろから落葉樹が現れだしたのか、はっきりした記憶はない。大概の場合、こういう「変化」は徐々に気がつかないうちに始まる。気がついた時にはかなり進行してからということになるこの写真は2003年の撮影、山麓で変化がみられるが中腹から上は今ほどではない。
「湖国と文化」誌1991年冬号に、私の夢として、・・・いま三上山は全山常緑樹に覆われている。これを落葉樹に置き換えられないか。そうすれば三上山は一躍紅葉の名所となり・・云々の文章をのせている。内容はともかくとして、この時点ですでに変化が始まっていたかも知れないが、少なくともは私の目にはまだ「落葉樹化」は見えていないということである。それが20年余りでこの変化である。この後はさらに加速度的に変化していくだろう。本当に全山紅葉のときが来るのかどうか。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:27│Comments(0)
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