2014年06月16日
尾根2つ

今回の撮影場所は細かいことを言ってもあまり意味はない。要するに田んぼの中である。幸い昨日の大樹が今日の写真に写っている。三上山山頂のほとんど真下、やや右に小さく見えている。そこから右に見える田圃道を300m足らず歩いてきたことになる。
今回の写真は、私自身あまり深い意味は感じず、何気なく撮ったものである。ところがPCの画面で見ると思ってもみない面白いものが写っていた。といっても、喜んでいるのは私だけで大方の皆さんには何の関係もないことだが。
さて、その面白いものとは。なんや、そんなことかいなと笑われそうだが、右斜面の微妙な二重構造である。上半分ではわかりにくいが、下半分では尾根が二重になっているのがはっきりとわかる。手前のほうが三上から登る登山道の尾根、向こうのほうが私が正面尾根と呼んでいる雌山経由の尾根である。この重なりが普通の晴天の日にはほとんど見えない。それが見えたということである。
たとえば雪が降った後などに、もっと右から見れば、それぞれはっきり分かれて見える2つの尾根が、ここから見ると、それも普通の晴れの日に、得も言われぬ間隔で並んで見えた。それだけの話である。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 10:18│Comments(0)
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