2014年07月27日
田の中の塑像

鮎家の郷から五条のほうへ向かう道が、蓮池の里多目的公園からの道と交差するところ。田んぼの中に黄色い服を着て作業している人がいる。何か機械を操作しているらしいが、トラクターやコンバイン等ではなさそう。ゴーカートに乗っているような雰囲気がある。(標題の写真は長いレンズを使っているのでかなりはっきり見えるが、肉眼でははっきり見えなかった)。最初は人間かと思っていたが、いつまでたっても動かない。案山子でもなさそうだし。
場所を移動してみるとあぜ道を通してはっきり見える場所があって、よく見ると成安造形大学にある人物像らしい。同大学の教授だった今井祝雄氏が、1994年の平安建都1200年祭に合わせ64体を制作。一昨年だったか、同氏の退職を機に7体を大学に残したほかは、外部へ寄贈云々の話題があった人物像である。たしか例のイーゴスに乗るというイベントもあったはず。
どんないきさつでここへやってきたのか、その塑像が田んぼの中にある不思議さ。これはぜひまともな構図でまとめたい。畦道をたどるとあれあれなんやこれ。椅子のパイプは仕方ないとしてこのブルーシートは・・・・。もうちょっとまともな状況で撮りたかった。三上山はともかくとして多少なりとも落ち着いた視角はないものかと探したのがこのアングルだった。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 07:31│Comments(0)
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