2014年08月09日
雲おどる

昨日とほぼ同じ場所からレンズを伸ばして三上山をアップしたとこところである。言い換えたら昨日の写真の左下4分の1を切り取ったら今日の写真になる。ちょっと注意してみていただくとわかるはずだが、三上山の手前に台形の妙光寺山が横たわっている。その妙光寺山が少し明るく後ろの三上山は暗い。単純に考えると妙光寺山に日が照り、三上山が影になっているように見える。
ここでもう一度8月7日からの写真を見直してみると7日,8日,9日の3枚ともこの関係は変わっていない。日野川下流のこのあたりでは、雲の影が目まぐるしく動いている、にもかかわらず三上山と妙光寺山に関しては、光と影との関係は変わらない。不思議である。で、その前のとんがり屋根の写真を見直してみた。実はこの写真も同じ日の撮影である。ボツになっていた写真の中にこんなのがあった。やっぱり妙光寺山が明るく三上山が暗いのである。
標題写真の関係部分だけをアップしてみた。どうやら日向と日陰の差ではなさそうである。広葉樹に覆われた妙光寺山は明るく、針葉樹に覆われた三上山は暗く見えるということらしい。妙光寺山の左部分に半円形の暗い部分が見える。これが針葉樹によるものと確認できたら、明るい妙光寺山と暗い三上山の証明ができたとことになるのだが。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 10:10│Comments(0)
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