2014年10月14日
若桜物語・1

所用で鳥取まで行ってきた。用事は初日にすまし、2日目の朝、ホテルのロビーでのこと。カラフルな観光パンフレットが並ぶ中で、およそ色彩とは無関係な地味なパンフレットが目にとまった。モノクロームのスケッチ、色彩といえばライトブルーの「若桜」の文字だけ。それも楷書体の地味な字である。さらにスケッチのトップば古い蒸気機関車。いまどきSLを売りにするところでどんなところやろ。まあそれはエエとして、蔵があったりお堂があったり。面白そうなとこやな。
あとで調べてわかったことだが、JR因美線の郡家から若桜まで第三セクターの若桜鉄道が走っている。その若桜駅にこのC12という昔のタンク機関車が置いてあって、それを資源にいろんなこと(SL運転体験・構内見学、手動式転車台体験など)をやっているらしい。
と、ここまでパンフレットを見てもまだわからなかった。実は前日訪ねた知人宅で、鉄道路線のことが話題になり、因美線、わかさ鉄道云々という言葉が出てきた。?・・・若狭鉄道てあったかなと不思議に思って訪ねようと思た時には、次の話題に替わっていたので尋ねずじまいだった。
その時訪ねた道の駅「若桜」に付されたローマ字WAKASAを見て、わかさ鉄道の意味が初めて分かったのだった。(標題の写真の真ん中にも、小さくWakasaの文字が見える)。
写真ステージ 「近江富士」
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番外編 山陰海岸


Posted by 八田正文 at 07:25│Comments(0)
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