2014年11月02日
番外編:紅葉紀行2014・2

安房峠、昔は村と村の境だったが、いまは岐阜県高山市と長野県松本市の市境である。クルマが数台止められる広場があって、わーととやってきて5分か10分でわーと去っていく。標題写真はわーとやってきた状態、このときだけにぎやかになる。
穂高に見飽きてふと後ろを振り向くと、10mほどの丘の上に高圧線鉄塔が建っている。それを目指して道幅1人の、保安用道路が熊笹を分けて登っていく。いくら急いで登っても、息が切れる前に上りつく。その横に水槽があって、周囲が広場になっている。そこまで登ると槍が見える。水槽の広場まで登った人だけが槍が見えるという至福の時間が味わえる。神さんも味なことをやる。わーと来てわーと帰る連中には槍は見せない。
別冊:わーと来てわーと帰った人のための槍ヶ岳講座。
標題写真の左半分ぐらいを撮った写真。この写真で見つけた人は「槍の達人」。槍が見えるとわかっている人だけにしか見えないはず。
さらに半分ぐらいの範囲を撮った写真。その気になって探せば必ず見える。
さらにもう半分ぐらいを拡大すると、「大槍」は見えて当たり前、その左下に「小槍」が見えてくる。例の、・・・・アルプス一万尺、小槍の上で、アルペン踊りをさあ踊りましょ・・・・という歌に出てくる小槍である。
反対側、燕岳付近から見た大槍・小槍(赤外線写真)。近くから見ら大槍・小槍。以上2枚は50年ほど前。
撮影を終えて高圧線鉄塔から下る私。(シャチョウ撮影)。これは現在。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 08:03│Comments(0)
│山・写真