2015年05月19日
丸い山頂

昨日の写真と比べて山全体のイメージはほとんど変わらない。それどころか山麓を横切る桜並木も同じイメージである。前景だけをちょっと変えたのではないか。確かにその通りである。昨日の場所から150mほど左前へ移動しただけである。しかし私としては、だから一緒なのかといわずに、それなのにこれだけ変わるのかと驚いてほしい。
何が変わったのか。違いは山頂の形である。昨日の写真は山頂が鋭く尖っている。しかし今日の写真は丸い。何Kmも離れてしまうと、100mや200mの移動は山の形そのものに大きな差異は出てこないが、今の場合は山頂からの水平距離が2Kmにも達しない場所(実際には約1.5Km)では、たかだか150mの距離が大きな差となる。当り前のこととはいえ、その差が面白く感じられるのである。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:02│Comments(0)
│山・写真