2015年11月27日
旧草津川堤防

昨日の撮影場所から200m足らず上流へ移動した。草津高校の校舎のはずれである。クルマが走っているのが対岸(右岸)上の道路。レンズを少し伸ばしているので近く見えるが、地図の上では40mちょっとである。実は、初め事情が分からずに右岸を歩きだした。クルマ専用道路の雰囲気で歩道はない。とにかく1枚だけ撮って戻ってきた。その写真がこれである。たまたま標題写真と同じ構図だった。建物が多いから撮れる場所が限られる。自然にこういうことになる。右岸から撮ったほうが手前の雑草がなくなるから、写真としてはスカッとする。しかし三上山は小さい。それに対して左岸からでは堤防があるため民家は見えなくなり山が大きくなる。
2枚の写真をよく見てもらうと左右の建物は同じところまで写っているはず。広く写っていた方をトリミングして合わした。同じ範囲を写す場合、距離が近いほどレンズを短くする必要がある。レンズが短いほど山が小さくなるのは当然の理である。(たとえば昨日の写真、交差点全体を入れたかったからレンズを短くした。山は小さく写っている)。それが分からなかったから、山を撮りだしたころは山に近づくことだけを考えていた。それによって絵全体がどう変わるかは別問題だけれど。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 08:34│Comments(0)
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