2016年01月21日
車窓から・4

野洲川橋梁はちょっと変わった構造をしていて、橋の中央部は昨日の標題写真のようにいわゆるトラス橋だが、両岸に近いほうは線路の両側をコンクリートで固め、電車からすればコンクリートの溝の底を走るような状況で外界は見えなくなる。標題写真はその溝から抜けだしたところ。それでも低いフェンスがついており目の前すぐ下は見えない。乗っているのが上り電車で下り線を挟んで見ているから余計のこと、下り電車だったらもうちょっと下が見えるはず。なにぶん思い付きだったもので・・・(いいわけ)。
まだ高いところを走っており、屋根越しの風景である。三上山の左、妙光寺山との鞍部の手前に見える森が、一昨日ちょっと話に出た新川神社。三上山の左半分、三角屋根の左上に山崩れの跡のようなハゲが見える。はて、そんな傷はなかったぞ。不思議に思って拡大してみたら裸の大木だった。こんなにでかい落葉樹、イチョウかな。気がつかなかったな。紅葉した時は見事だろう。今年秋のねらい目だ、もし生きていたらの話だけれど。
このあと野洲駅に向かって勾配を下る。左右のフェンスがなくなったところ。まだ柿の木に実が残っていた。先ほどの裸の木のてっぺんが見える。そして平地へ。万葉台住宅のメイン道路である。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 09:46│Comments(0)
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