2016年06月28日
はて、ここは?

堤防に桜の木が点々と、その下にサイクリングロードの柵が続く。これもよく見る風景である。実はこの写真が昨日の写真に続いて写っていた。瞬間、西の湖周辺かもうちょっと北の大同川沿いかと考えた。しかし山の大きさが違う。と考えなおして昨日の写真を撮った後、大房町から八幡山の方へ折れて白鳥川を渡ったことを思い出した。
白鳥川を基準にいえば、湖岸白鳥川から左岸堤防上を上流へ向かって走り、いったん左岸側の平地へ下って大房町信号を左折、白鳥川を渡って右岸へ出たことになる。めったに行かない場所である。風景としては堤防が前景を塞いでしまい、位置のアリバイがほとんどなくなってしまうため、どこで見ても同じ同じに見えてしまうという勘定。見えるのは三上山の左の吉祥寺山だけである。昨日触れた城山も見えない。
と、これだけでは面白くもおかしくもない。で、犯人が残したこの写真の撮影位置を探しあぐねた刑事が、ある日やけくそでデータのコントラストを上げてみたところ、何もないと思っていた三上山の手前にもう一つ田中山が重なっているのを発見し、見事その場所が特定できたという話。・・・TVの見過ぎやね。腰痛で動けず2か月間サスペンスばかり見ていたシャチョウが、最近目が肥えて一所懸命解説してくれる。
写真ステージ 「近江富士」
■近江非名所全集
■滋賀を歩けば


Posted by 八田正文 at 08:27│Comments(0)
│山・写真