2017年03月17日
この木の隣に

きのうのボートから道を挟んで反対側(三上山側)である。ご覧のように柿の木が1本生えている。ここへ初めてきたのは、2008年11月だったから、かれこれ10年近く前である。朝霧を追ってここへ迷い込んだ。この朝、といっても霧の日はいつもそうなのかもしれないが、ライトに照らされる霧が濃くなったり薄くなったり。あまり濃くても山は見えないし、適当な濃さのときはまわりの風景が合わないしで、たどり着いたのがここだった。
面白い形の木が生えていた。三脚をセットして、シャッターに手をかけたとき遠くからお寺の鐘が響いてきた。時計を見ると6時ジャストだった記憶がある。標題写真の柿の木の右だったか、左だったか。とにかくこの木のそばに生えていた。それからどれぐらいたったか、次に行ったときには上半分が切られて情けない姿になっていた。そのあと間なしに根もとも切られて姿を消していた。下半分の写真でも残っていないかと探したが、見つからなかった。
写真ステージ 「近江富士」
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Posted by 八田正文 at 09:30│Comments(0)
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